独立FPの独白ブログ

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■山下洋輔inくにたち!


世界的天才ジャズピアニスト・山下洋輔さんは国立音楽大学卒業(5年も勉強なさったらしい)ということで、国立市民の音楽好き、特にジャズファンにとっては大変な自慢ネタのひとつです。(現在の国立音大は立川市に移ってしまっていますが)


もう10年以上前ですが市のホールで格安のソロピアノコンサートが開かれたときには、このチャンスを逃すまい!と家族4人全員で鑑賞し、国立市民でよかったとつくづく思ったものでした。あのときの「HAIKU」のあのリズムが今も身体の中に残っている感じがします。
山下洋輔さんのCDは9枚持っていて、私のCD、レコードの保有枚数ではベスト3に入るでしょう。


昨夜はその最も好きなジャズミュージシャンの山下氏のライブが久しぶりに市内でありました。
国立市制40周年を記念して芸術・文化のジャンルを超えて行われるイベントのオープニングとして、一般市民や学生さんも一部加わっての楽しいセッションでした。


いやあ、相変わらずパワフルでミラクルでエネルギッシュでクリエイティブな・・・、いやいや、山下氏のジャズはやはり日本的香りに満ちているので、力強く、魅惑的で、情熱あふれる創造的な演奏、というべきでしょうか。
瞑想的で悲想的で排他的で孤立的な暗いフリージャズとはまったく違う独特の心洗われ美しいる山下流フリースタイルです。
日本でカルテットの若いメンバーやゲストのサックス奏者お二人とも山下洋輔とのコラボレーションをきっちり楽しんでおられたようで、本当に素敵なライブでした。


たまに早朝ウオーキングでお世話になっている一橋大学のキャンパスですが、いつも横を通り過ぎている兼松講堂での素敵な一夜のライブでまたひとつ思い出が増えました。
今年初当選した新人市長関口さんの開会時の挨拶もとっても短くて良かったですよ。


・・・ジャムセッションは大変楽しかったですが、やっぱり、やはり、アンコールで1曲だけ披露して下さったソロの演奏が最高だったなあ・・・。