独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

初めての「おくすり手帳」

小学校4年生の頃、校庭で「ひこうき技」に失敗して鉄棒から落下した日、大事をとって一泊だけ入院したことがあります。しかしその日以来このかた、入院も通院治療も殆どしたことがありません。(歯科治療を除く)
自転車転倒による膝の裂傷も、五十肩痛も、5円玉ハゲも、ぎっくり腰の激痛も、じっと耐えて自然治癒を待つのみの私なのです。その医者いらずだったこの身にもついに高齢ゆえの異変?が訪れた。上半身の数か所にしつこい痒みが発生し、市販の塗薬で乗り切ろうとしても1か月近くも治らず、さすがに不安になって皮膚科を探したのです。

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ネットで検索した皮膚科医院で自宅に最も近かったのは国立駅北口徒歩1分の山下皮膚科医院。行こうかどうしようかと迷いつつWEBを覗いてみたら、この先生がたまたま中学・高校の後輩であることが分かった。しかも長年おつきあいのある3名の同級生の医師の医大の後輩でもあったのです。それで私の気持ちはスッキリ決まり、午前中に受診したのでした。レビューには評判が良くいつも混んでいるとあったので覚悟して行ったけれど、15分ほどで診察室に呼ばれました。

腕や胸や背中を診た先生はすぐに「貨幣状湿疹」と診断、発生要因や治療法、今後の推移と注意点などを非常に丁寧に明快に説明頂きました。なるほど好評は納得できると、ネットでのレビューを思い起こした次第です。(もちろん悪評もあるが・・・)

この記事を書き始めてから約一か月が経過。画像にある塗薬等のおかげで全身いたるところの痒みは殆ど解消して、今はちょこっと単発的に発生するのみとなり、ほっとしています。

 

実は子供の頃からすぐに「ミミズばれ」が出来るような肌の弱い私ですが、これほどにいたるところに痒みが発生するのは初体験、なぜだろうなぜかしらと思案したものです。肌の様子が急変するような生活の変化があっただろうか、食生活の乱れがあるだろうか・・・など考えていて、ハッとしたことがあります。

そう言えば、この冬はやたらと寒いと感じた私はU社の暖か下着(H・Tインナー)を頻繁に着用するようになっていました。それを着用して1時間ほどの早歩きをして汗をかいたこともありました。調べてみれば、あの類の肌着は汗の渇きが遅かったり、そもそも化学繊維は人により肌あれ等を引き起こすことがあるということで、さらにググっていると、出てくる出てくる肌トラブル情報。

自己診断だし、証拠はないけど、急に発症した広範囲の(それも上半身)痒みの原因はおそらくこれだ。元々肌が強くないとの自覚のある私は、できる限り綿100%素材を着ていたのに、どうした訳かイメージ戦略にのっていたのでした。(あくまでも相性の悪い体質の人間がいる、人によるということです)

症状軽減したもののまだ痒みが残っているので、先日再診して塗り薬を処方してもらいました。医者いらずが自慢だった私ですが、「生兵法はケガのもと」やはり時には専門家の意見を取り入れなければと再認識したのでした。

今のところ他に異常はない私だがすでに立派な高齢者、生まれて初めての「お薬手帳」に薬名が追加されるのはいつかなあ~