独立FPの独白ブログ

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■最後の「やるまん」


ご存知の方はよくご存知の、知らない人はまるで知らんだろう文化放送のラジオ番組「吉田照美のやる気MANMAN!」が20年年目の昨日で最後の放送となりました。


私が脱サラして外資系(当時)生命保険会社の営業職となったとき、それまでほとんど無かった自家用車での営業まわりの時間が増え、その結果として昼間にラジオを聴くことが多くなりました。車での移動中にたまたま聞いて、そのバカバカしさに取り付かれてしまった私は、以来この「ヤルマン」を18年にわたり聞き続けて来ました。そのバカバカしい長寿番組が20年という長い歴史の幕を昨日閉じたのでした。


脱サラして完全成果報酬の世界に入ったばかりの私は、数年前に独立してフリーとなった元文化放送アナウンサー(元サラリーマン)のテルミさんに共鳴することもありましたし、これと言ってポリシイやらコンセプトがあるとも思えないバカバカしい内容の徹底振り、パートナーのオマタの滅茶苦茶ぶり、テルミのわがままぶりなどを毎日のように楽しんできたのでした。落ち込んだり不愉快になったときにそのバカバカしさで元気をもらったことも何度もあったのでした。
そんなお馬鹿な番組が局の少々不可解な判断によって20年目でおしまいとなりました。(聴取率はかなりトップレベルなのにです。ま、色々事情があるのでしょう)


年度末の3月は仕事の関係者の世界であれ友人知人の間であれ様々な別れを経験する季節です。
そんないろいろな別れがある中、私の心の中ではどうにも馬鹿にできない存在となっていたらしいこの「やる気まんまん」とのお別れは、実は結構心に響いたのでした。昨日という日はなんともさびしい切ない一日となりました。


吉田照美氏は早速次週から新番組に登場するのですが、「相方」の小俣雅子氏は当面のお仕事が決まっていないようで少し気に掛かります。別れと出会いの季節である今、わが町でも「咲いては散る」桜が満開となっています。
この、そこはかとない寂しさ、虚しさ、切なさやらがマゼとなった感慨をある意味で日本人であることの証と感じて、新たな出会いの季節に突入してゆこうと決意する今日この頃なのです。