独立FPの独白ブログ

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楽しくウオーキング(またはジョギング)!

健康のための運動を始めたら、それをいかにして習慣化するかが最重要課題です。たまああ~にしかしない運動はリフレッシュや、気晴らしには効果があっても健康維持にはあまり役に立ちません。運動の最重要課題は継続・習慣化です。しかし「継続は力なり」という言葉があることでもわかるように「続けること・習慣化すること」は決して簡単なことではないですね。10年半前に筋トレを始めた際にも最大課題は習慣化だと心に誓い、「目的を明確に意識する」、「楽しみとして行う」「関連する情報を常に更新する」、「無理はしない」、「成果を常時確認する」などを心掛けてなんとか10年継続できたのでした。

さて昨年4月中旬「そうだウオーキングに行こう!」と決意した日の翌朝に目覚まし時計でみごと5時半に起床。もともと早朝筋トレを10年継続しているので、朝早く起きるのはそんなに大変ではありません。幸いその朝は天気も良く好条件でしたが、なにせ10数年ぶりのウオーキングなのでどんな感じか全く見当がつかぬまま、軽いストレッチと水分補給をして、ともかくスタートするしかありません。とりあえずジャージとTシャツに着替え、5年前の還暦祝いで息子らからもらって靴箱に眠っていた真っ赤なランニングシューズを履いて、ウオークマンをポケットに入れて6時に家を出ました。

このころ日の出の時刻は明け方5時20分ころであり、外はすでに完全に視界の利く明るさです。さすがに少々肌寒い空気でしたがさほどの抵抗はなく、ゆるゆると歩き始めました。
ただの散歩ではなくあくまで有酸素運動としてのウオーキングですので「だらだらと歩く」だけでは意味がありませんのでスピードを考える必要があります。散歩でのんびり歩くときは1キロメートルを20分くらい、普通に歩けば15分、急いで10分、もっと頑張って早歩きするなら8分くらいでしょう。1キロ8分となると時速7.5キロ、このくらいのスピードで歩くと、実際にはかなり息が上がり、手足を動かすのもなかなか大変です。この速さでは実は「歩くよりむしろ走った方が楽」という状態になります。というわけで初日のその朝、スタートして10分くらい経過したところで、私はゆるりゆるりと走りだしたのでした。

「歩き」と「走り」の違いは地面に両足が同時に着いているか、片足だけかの違いですが、ほんの少しでも走り出せばジャンプの動作が加わり片足着地となるので、股関節や膝や足首などに急に負担が掛かることになります。(当たり前ですが)
15年ほど前に初めて走った時にはたったの1、2分で足首と膝に痛みを感じたものでしたが、今回はどこにも痛みは感じません。ひょっとすると10年間の筋トレの成果だったかも知れません。はじめ恐るおそる慎重に慎重に走り出しましたが、短時間なら走っても痛みがないし、早歩きよりも快適に感じたので、そこからは歩きと走りを繰り返すことになりました。
結局、40分のウオーキングタイムの内、合計15分くらいはジョギングをして終了です。途中の公園では6時半のラジオ体操のために三々五々集まってきた先輩方(おおむね70歳代)を横目で見ながら軽くストレッチをして折り返しました。その朝のウオーキング&ジョギングはまことに快適な時間となり、これは続けられそうという実感がありました。(続く・・・)