独立FPの独白ブログ

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運動不足が気になる皆さんへ

人間はもともと動物です。動物は「動く生き物」であります。太古のころの人間は食料を得るために一日中動いていたでしょう。しかし我らは大きくなった頭脳を駆使して便利な道具や機械やシステムを構築して「あまり動かなくても生きられる」ようになった。あまり動かなくなったにも拘わらず、たくさんの食べ物を手に入れて好きな時に食べることが出来てしまう。その結果余分なエネルギーを体内に貯めこんでしまい、生体バランスが崩れ様々な病気のリスクを背負ってしまった。そこで現代人は、当面必要はないのに敢えて身体を動かす「運動」を発明しました。
日本でも運動不足解消のため1964年10月、東京オリンピック開催を期して「日本ウオーキング協会」が誕生したそうです。(発足時は「歩け歩けの会」)
テニスとか水泳とかのスポーツを趣味にしている人は良いけれど、そういう機会を持たない人が気軽に運動不足解消に取り組めるのが「ウオーキング」です。

私は20年くらい前に室内プールに通った時期もあったのですが、水中ウオーキングの列をなすお年寄りやら、コースの前や後ろを泳ぐ他人との距離感を気にするのが面倒になってしまい、遠ざかってしまいました。
やはり一人で回りをほとんど気にすることなく気軽に行えるのは「自宅筋トレ」と「ウオーキング」なのです。それは分かっていても、その両立はなかなか実行しないままでいたわけです。10年ちょっと前にジョギングをしていた時期もあったのですが、早朝筋トレを始めてからは止めてしまっていました。筋トレを継続して更にジョギングをするまでの熱意は不足していたのでしょう。スマホ歩数計が標準装備されるようになっていたので「意識して歩く」ことはしていたものの「有酸素運動」というほどの有効性はなかったはずです。

そして自宅筋トレを始めてまる10年となった昨年の4月に「そうだウオーキングに行こう!!」と急に思い立って、翌朝5時半に起床して、トレパン・Tシャツに着替え、還暦祝いに子供からもらって靴箱に眠っていた真っ赤なシューズを履いて6時に我が家を出てみました。そして、ゆるゆるとウオーキング・・・恐る恐る軽くジョギング・・・それはそれはとても気持ちの良い約40分間だったのです。
 さて初めの一歩は踏み出せましたが、最も大事なことは「習慣化」、続かなくては意味がありません。運動の習慣化による健康維持管理はお金のコントロールとともに重要な「ライフプラン課題」だと思います。
というわけで筋トレ&有酸素運動の私なりの習慣化について少し整理しようと思います。【・・続く】