独立FPの独白ブログ

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内田樹の研究室・・のおススメ

ウルトラカン(菅)最後の戦いが本気なのかどうか、エネルギー政策転換発言が「ペテン」パート2でないのかどうか、迷っているうちに首相の退陣表明から半月も経ってしまった、不思議な空気の梅雨の中休みです。


エネルギー政策についての本気度は菅さんが「俺を辞めさせたいならこの法案を通せ、という作戦で頑張る」と宣言した、(太陽光や風力発電などの電力の)全量固定価格買い取り制度を盛り込んだ【再生可能エネルギー促進法】の取り扱い方を見れば見えてくるのかも知れません。
少しでも停滞する日本のエネルギー事情に進展が見られることを期待します。


原発に限らず、エネルギーの問題は私にとって『とてつもなく重要な事柄なのに、殆ど無知な領域』のひとつ。(そういう領域だらけな馬鹿な私なのですが・・)
非常に大事なことだから知っておかなくてはと気ばかり焦り、専門書を読むような度量はまるでないので、とっかえひっかえそれらしい新書本を斜め読みしまくり、結局は迷路に迷い込んで途方に暮れる。


そんなことを繰り返す無教養の私にとって、大変に頼もしい味方は、それら難しい事柄を門外漢にも通じる言葉で分からせてくれる、専門家、研究者、の人たちのブログの存在です。


広い視野と適確な視座をもって、世の中の出来事や仕組みの本質的なことについて語ってくれるブロガーは、私の大切な思考のアドバイザーですが、今日は日本のエネルギー問題、電力問題についてこのところ続けて書いておられる内田樹さんのブログを紹介します。

  • 平田オリザ内閣官房参与のアメリカの圧力という失言問題を検証する「脱原発の理路」
  • 関西電力の15%節電のお願いへの反発を扱った「personal power plant のご提案」
  • 政治家、行政官僚、企業経営者らの発言の軽さを嘆いた「メルトダウンする言葉」
  • 中央集権的システムから個人に解放されたコンピュータ世界の革命と、電力の世界の閉鎖性を対比して論じた「小国寡民のエネルギー政策」


いづれも、私にとってもやもやして良く分からない事柄について「すっきり視点」を提供してもらったと感じる記事です。無料で読めるなんて申し訳ない感じです。(なので時々本を買ってます)


私のブログのアンテナでも紹介している「内田樹の研究室」未読の人は是非どうぞ。