独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

最後まで諦めないということ


私は幼少の頃より、そして今に至るまで、おとなしく弱虫で臆病で撃たれ弱い柔な男で、喧嘩は一度もしたことがありません。そのこともあってか、あらゆる格闘技を「好き」とは思えません。
しかし、正当なルールとフェアプレイ精神の裏づけの元で行われるスポーツとしての格闘技は、やはり見始めると止められなくなってしまいます。


今日行われたWBC世界フライ級タイトル戦の内藤VS山口の対戦は、見始めたらもうやめることはできず、両者共に一歩も引かずの打ち合いで最後まで画面に釘付けとなりました。


ベルトを守るためのテクニックに走らず愚直なまでに打ち合うチャンピオンの純な闘争心と、そして終盤でダウンを食らったものの、最後の最後まで立ち続けていた挑戦者の文字通り不倒のタマシイに素人の私もさすがに心を揺さぶられました。


人間の意志の力というものは実に素晴らしいものです。今日は純粋にボクシングで感動してしまいました。やはり人間として生まれた以上は、自分の可能性をとことん突き詰めてゆこうとする気持ちを持たねばなりません。内藤さん山口さん、有難うございました。