私が代理店をしている損害保険会社は、金融庁からの約２週間にわたる営業停止処分が終わり、今日から営業を再開しました。営業活動停止を徹底させるために、代理店事務所にあった営業に関わる一切のパンフレット、資料、用紙類は、処分開始直前から保険会社に預けていたので、それらを朝一番でもらいに行き、先月に依頼されていたお客様の家に火災保険の説明に伺いました。
私の場合は主たる業務は生命保険であるため、営業上はさほど大きな影響とは感じませんでしたが、損害保険営業を主体とする代理店の人達には厳しい２週間であったことでしょう。
お客さんからの追加申込みや、そのご紹介によって依頼された申込みなどを、ちょうど営業停止期間中に当たったために何件もお断りしたという代理店も少なくなかったでしょう。
全社での営業停止というのはおそらく会社の売り上げ金額にも相当のマイナスとなるでしょう。
なにより、今後の信頼回復の実現こそが重要な使命ということになります。
代理店の立場で顧客と保険会社の間に立つ者としても、一層身を引き締めて行かねばならないと自覚を新たにした２週間でした。
