今日の高校サッカー決勝はモノスゴイ試合でした。今も大学のサークルでサッカーを楽しんでいる息子もこいつらスゲエ!と感心しておりましたが、素人の私が見ていても楽しい試合でした。
ひたむきな高校生の純粋な姿を見る感動もプラスされて、とても良い時間を過ごしました。「高校サッカーは素晴らしい」を余りにも連発しすぎる日テレアナの演出は少しギリギリの感じで、もう少し普通でも良いと思いましたが。
個人技を重視して楽しいサッカーを目指すと公言しているらしい野洲高校の勝利は高校サッカーの歴史を変える、ということらしいのです。
しかし、もともとサッカーって楽しいものだと思いますし、身につけたテクニックを実践で生かし切るのは体力であり、最後の踏ん張りで勝利をつかむのは情熱と根性のはずですから
、やはり心・技・体がスポーツの3要素であることに変わりは無いでしょう。
組織戦略重視で中村俊介を代表に呼ばなかったトルシエのW杯から4年を経て、大枠の戦略のみ与えて細かい戦術は選手の自主性に期待するというジーコ流への変遷と、今回の高校日本一のチームの特性を合わせて考えれば、やはり日本のサッカーは日々進化しているのだろうと期待が膨らみますね。
伝統校、鹿児島実業の監督さんの、野洲高校のスタイルを歓迎する主旨のコメントが、サッカー界の前向きな姿勢や横のつながりの強さを感じさせてくれました。
いつも思うことですが、サッカーの人達っていいですねえ。