この１年間で少しづつ買い続けているので、大好きな志ん朝師匠の落語のＣＤは結構集まってきました。パソコン内にもＭＰ３で保存しています。
しかし、この天才噺家の映像ソフトとなるとＤＶＤのみならずＶＨＳビデオでもほとんど皆無の状態なのです。
ＴＢＳテレビに「落語特選会」という深夜番組があった時代に私は何本かをＶＨＳに録画していて、今もそれらが健在です。
この貴重な映像を早いうちにデジタルに移行しておこうと思っていたのですが、今日、そのうちのひとつをようやくダビングしました。
今日ダビングしたのは志ん朝師匠の「文七元結」７５分の熱演です。１９９９年ごろの独演会の映像ですので、亡くなる２、３年前の６１歳、まさに円熟の極みです。私が何度も泣き、そして笑ったこの映像をデジタル化して、一安心できました。
他にも「火炎太鼓」や「文違い」など残っていたので、早めにダビングしておこうと思っています。
ＴＢＳは先ごろＴＳＵＴＡＹＡと共同で立ち上げた新会社では番組の映像ソフト化を事業にするらしいので、この番組から落語のソフトが沢山出てくることに大いに期待したいところです。 頑張れＴＢＳ。
