独立FPの独白ブログ

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■油は世界の潤滑剤?


安倍元総理が職を賭して病気をこじらせてまで頑張ろうとし、背水の陣内閣の福田総理が歴史的な出来事と言われる方法でごり押しまでして、インド洋上無料給油所の再開が決定してしまいました。


「潤滑油」というものがあるくらいで、油はギスギスした関係をスムースにしたり、滑りを良くして効率をアップさせたりする効果がありますから、アメリカに油をあげることはきっとそういうことなのでしょう。巷では史上最高値を更新し続けるガソリンの値上げで庶民も企業もヒイヒイ言っていると言うのに、税金を低くしてガソリン価格を抑えることなどもせず、アメリカにはタダで油を配るのです。


私などにはアホみたいに思えることを国のトップが必死にやっているということは、ひょっとすると、あの国が世界の警察などではなく世界のギャングだからなのでしょうか。それにしても、自国民の生活や将来はさておき、アメリカ国民自身がもはやほほとんど関心も期待も示さないように見える「瀕死のアヒル」・ブッシュとの約束は必死で守るのです。日本のトップのやっていることは、私のような愚民にはまったく理解不能です。


史上最低の政権と歴史に刻まれることがほぼ確実なブッシュが、最後の断末魔で世界戦争を始めてしまう可能性を言う人がいます。いったいどちらが悪の枢軸なのか・・・・・。本当におそろしいことです。自由をもたらすだの民主化するだのの御託も実は「油の権利の確保」のための方便に過ぎないらしいし、実に困ったもんです。


格闘技の世界では身体に油を塗って滑りやすくした選手がいたし、ハンドボールでは油大国の油問屋の大将が審判にインチキさせたりするし、油ってものは決して潤滑油だけではないのです。
「火に油」は死を招くのですし・・・・。