独立FPの独白ブログ

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■野球選手たちホントは純なのだ!

サッカー日本代表の28日の親善試合の後、三都主への厳しい批判がネット上でも目につきました。私も素人ながら、ここ2、3年のあの選手の動きにはかなりの不満を感じます。
テクニックのことや周りの選手との連携などの技術的なことは、サッカー選手の経験の無い私には分かりません。それでも、少なくとも代表戦は殆ど見ているし一応30数年サッカーファンの私には、ひとつだけ分かることがあります。


なんとかしてゴールをゲットするため、ボールを奪い合うのがサッカーの基本ですから、そのボールに喰らいつく姿勢、何が何でも自分のボールにしようとする動き、一歩でもボールに近づこうとするその勢いが感じられないプレイにはガッカリさせられるのです。


そういう思いで見る限り、あの選手にはその姿勢が感じられないシーンが時々見られます。そういう性格なのだとすれば、少なくとも今のポジションには向いていないのではないのでしょうか。まあ、三都主のことは諦めます。W杯では是非ともその気になって頂くしかありません。 ボールに喰らいつくひたむきな姿勢が他の選手にも火を点ける、これがチーム競技の醍醐味の一つでしょう。


もう一つの日本代表の今日の試合(日本対台湾)はそういう軽さなどはほとんど感じられず、みんなが懸命になっている様子を素直に楽しむことが出来ました。
なんといっても世界のイチロウのあの真剣な表情がいいですね。
イチロウ自身はまだエンジン全開には至りませんが、あのひとの本気さ加減がいい方向に働いて、代表チームはなかなかの集中を見せてくれていると思います。松坂も良かったです。


昨日の中国戦は実質リハーサルとしても、今日の台湾戦では、全選手が真面目でひたむきな野球バカの姿勢を見せてくれました。
ペナントレースの全試合をこの集中力でこなすのは多分不可能なのだろうと思わせるような真剣な表情に、久し振りに野球が面白く感じられました。

やはり、スポーツの良さは「純粋さ」なのだとあらためて思います。

WBCの結果