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独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■住宅の耐震強度・耐火構造

構造計算書偽造事件はいよいよ捜査が進みつつあるらしく、ことによると、建築・建設業界全体を包み込むような大きなスキャンダルに発展するのかもしれません。
マンションやテナントビルの過剰供給が進行中ということを以前書きましたが、この事件で少し沈静化することにはなるでしょう。


今日は、この事件から離れて耐震強度と地震保険についてひとこと・・。
地震保険の保険料は決して安いものではありません。通常の火災保険(住宅総合保険クラス)で建物の価額4千万で火災保険を掛ける場合、地震保険はその2分の1の2千万までしか掛けることができません。保険金額は約半分であっても、地震保険の保険料は火災保険料とほぼ同じくらいするのです。この割高感もあって地震保険の普及が今一歩進んでいません。


ご存知でない人も少なからずいると思うのが、火災保険や地震保険の割引制度です。
建物の主要構造の種類によって火災保険の保険料は大きく異なりますが、地震保険の保険料も同様です。
例えば地震保険付きの1年契約の火災保険で4千万円の保険金額とすると、一般の木造モルタル塗り住宅では保険料は約13万円ですが、一定基準以上の耐火構造のプレハブ建築などの住宅であれば約7万円とほぼ半額近くまで下がります。
さらに、地震保険の保険料のみに適用される割引制度があり、耐震構造3級なら3割、2級なら2割安くなります。また、建築されたのが昭和56年6月以降であれば1割引きになるのです。


こうした割引制度をよく確認して、正確に見積もれば地震保険も加入を躊躇する人も減るかもしれません。また、建物の構造による割引もキチンと適用されているかどうかは確認したほうが良いかもしれません。
火災保険、地震保険の商品内容や割引制度など、ここ数年の間だけでも頻繁に変わってきていますので、もう10年以上も昔の契約のままで中身の確認もせずに契約更新をしているひとは要注意です。

保険の見直しが必要なのは、何も生命保険に限ったことではないのです。




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