独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

今年は師ではない人たちが走るのね・・

今朝一番で机に向かってしたことは、カレンダー(月単位)をめくったことでした。いよいよ師走に突入だが、今年は「師でさえ走る」この時期に政治家さんたちが日本全国を走り回るのだから大変だ。つい先日も地元国立駅前に現職総理大臣が来たようです。あの人には興味無いけど。


つい数日前まで「自民、公明、民主、維新、その他」などと言って、数では3番目のはずの政党をまるで存在しないかのように「必死に無視」し続けた大マスコミ(テレビ・新聞)も、女性県知事が党首となって立ち上げた新党となれば、さすがに取り上げないわけに行かず、いっきに選挙の様相が変わりました。
しかしこれからは「小沢の傀儡政党」イメージづけ作戦を展開することでしょうが、まあ仕方ないでしょうな。マスコミはもうほぼ死んでいますから。


原発を中心とした既成産業路線による権益にしがみつき、反原発脱原発の主張に対しては「非現実的」だの「無責任」だの「出来やしない」などと詭弁を弄してきたひとたちも、さすがに焦りを隠せず、あの日の丸政党も一度は引っ込めた「脱原発」を復活させたのだそうです。新聞各紙の支持政党アンケート結果とはまるで反対の結果がネット上では公開されていたりするし、今度の選挙はちょっと先が見えませんね。


骨太の政策だの、小異を捨てるだの、公約だのアジェンダだの、決められる政治だの、大同連合だの、日本を取り戻すだの、国防軍などと様々な言葉を都合に合わせて使い分ける人たちの中から、本当に私たちの生活を守る努力を惜しまない人を選び出すのはなかなか大変です。


今朝のラジオで聞いた気になる言葉をふたつ。
TBS「スタンバイ」での小澤遼子氏曰く、どの政党も「沖縄問題」を語らないのはなぜか!

文化放送「くにまるジャパン」での佐藤優氏曰く、一票の格差の問題で国政選挙は憲法違反状態という中で強行されるこの選挙、あとで大変なことになるのではないか?


やはり今の日本は明治維新、昭和の敗戦以来の大変革期にあるような気がします。国民の「平穏な生活」はそう簡単に確保できないかも、と覚悟すべきなのではないかなあ。

なので、誰がなっても同じことと、しらけたふりをして選挙をスルーするのは絶対にやめた方が身のためだ。必ず一度じっくりと選挙について考えて、投票するしないを含めて行動するべきだと思うのです。