日本の国益を考えて国全体の向かうべき進路に対して弊害となりうる政治家や権力者を狙って、強大な権限を持って捜査し実質的に排除する、少なくとも力を削ぐ。これが自身の大きな役割であると考えて「東京地検特捜部」はこれまで色々な国策捜査を行って来た。佐藤優著「国家の罠」を読んで以来私はそのように認識しています。
Ｆ１事故収束もままならず恐るべき危険状態を続けている日本の状況。今、原発推進路線を維持することが日本の国益に適っていると、いったい誰が考えているのでしょうか。世界を敵にまわす可能性すらある原発事故への対処のひどさ、将来を見据えた長期ビジョン皆無の国家中枢部の劣化はすでにメルトダウン状態。
原子力ムラの就縛からどうしても抜けだせない既得権益集団の中心である事業者、監督官庁、政治家に対して、国益の番人、正義の権力者は今こそその役割を発揮するべき時なのではないでしょうか？ やらないならもう解散してください。
