独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

軽いカルイ政治報道

普天間基地移設問題で結論を先送りしている。
社民党国民新党などの小党派のパフォーマンスに振り回されている。
・資金提供、献金疑惑問題などで説明責任を果たしていない。
・金持ちに庶民の気持はわからない。
・緊急課題の経済対策にまるで展望を持っていない。
・長期国家戦略が見えない。
・本当の実力者は小沢であり、権力二重構造になっている。
・日米関係がギクシャクしている。
・事業仕訳などの手法が乱暴だ
マニフェストを盾にえらそうな態度が目立つ。
・パフォーマンスばかりだ。
・八方美人過ぎて不安な外交姿勢である。
・リーダーシップに欠けている
鳩山不況が続くに違いない。
・国民が寛大な姿勢でいるのも限度がある。


政権交代後の3か月、新聞とテレビのニュースで目立っている政府・与党に関する報道の多くは以上のような批判的表現が大変多いように私には感じられます。批判なのが良くないというのでなく、何というか、懸命なる取材をしてことの真相に迫り、選りすぐった情報を発信しているなどということとはほど遠い、単なるゴシップ週刊誌的記事ばかりのような気がするのです。
ゴシップ週刊誌とか娯楽系スポーツ紙とかの存在は問題ないのですが、ほとんどのテレビ、大新聞がそういう感じになってしまうのはやはり問題だと感じます。


このたびの政権交代については非常に良かったと思っているものの決して民主党支持者ではない私ですが、これらの報道を見たり聞いたりするたびに、個別の事案についての良しあしは別にして、日本のマスコミというのは一体何をどうしたいと考えているのかということを思います。上記の表現にはほとんどに「?」を感じています。本当かい・・・・??


本来マスコミは権力に対して常に批判的な目を向け続けるべきだとは思いますが、どうもいくらなんでも「何でもかんでも」のような感じがします。では、批判ばかりを繰り返すその目的は何なのでしょうか?


政権交代以前の数か月間にマスコミが繰り広げた自民党批判のあの態度の理由は、単に「大衆受けするから」だったのかもしれないし、政権交代後の民主党批判のこの態度の理由は「大企業スポンサーへの気遣い」だったり「政・官・財、癒着構造による既得権益の保持のため」だったりするのかもしれません。


結局、マスコミの日々の目的は(どの業界もどの組織もどの会社もがそうであるように)利益誘導、自己保身でしかなく、冷静に考えてみればそんな方々の垂れ流す嘘か本当か分からない情報で右往左往するのは時間の無駄というものです。
前にも言いましたがマスコミの世界にも政権交代が必要ではないでしょうかね。


私は今、世間で起きている出来事の真相を知るすべは果たしてないものかと毎日思っています。
テレビは見ない、新聞は読まないというほどの勇気はとてもありませんし、ネット上の玉石混淆・ピンキリ情報を取捨選択して精査するだけの知識・教養の持ち合わせもない私ですから・・・。
せめて少しでもそうした力をつけて、真相に近づくためには、やはり毎日読書を続けるしかないのでしょう。ああ〜あ。