独立FPの独白ブログ

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本当のダイエット(1)

「ライフプランニング」と聞けば家計の計画化と管理、生活費の節約や貯金や保険の適正化などが想起されるでしょう。しかし、本当はそれよりもっと大切なことは「ライフ」の主体である人間自身の身体と心の健康を確保し維持することのはずです。家族の健康あってこそ家計の健全性が獲得できるのは自明のことですね。


例えばライフプランニングを通じて「保険を見直して合理的な医療保険に加入する」ことは大いに意義あることですが、病気になりにくい身体造り、ケガをしにくい運動能力の確保、つまり健康の維持がまずは優先されるべきでしょう。というわけで今日は健康維持、特に「身体造り」の話題です。


世間では金融情報に負けず劣らず健康関連の情報がこれまた溢れ返っています。ダイエットひとつとってみても、どの情報が本物かを見定めるのは容易ではないでしょう。
お腹回りが気になり始めてかれこれ十数年になる私自身も、あれやこれやの運動やら体操やらをを試してみては挫折し、友人からの情報で脂肪燃焼効果の高いサプリメントを数ヶ月飲んだりしては失望するという愚行を繰り返してきました。


30代からのトレーニングのやりかた
40歳からの肉体改造
医師がすすめるウオーキング
お腹を凹ませる1日15分スロートレーニング
お腹が凹み全身を引き締めるピラティストレーニング
整体から見る気と身体
しぼれ!体脂肪
体脂肪を燃やすポーツトレーニング
1日5分「簡単ヨーガ」健康法
スポーツ別筋力トレーニング


以上は家にある健康関連の本を集めてみたものですが、すべてが体操、トレーニング関連本です。
私の傾向として高額なサプリメントに頼る気は無く、食事制限で減量する意思もほぼ無いことが明白ですね。以上の本には、ここ10年くらいの間にブックオフの100円コーナーで見つけてはなんとなく買ってきたという程度で思い入れの薄い本も多く含まれますが、それにしても決して少なくはないように思います。


当たり前のことですが本を読むだけで効果があるわけは無く、それなりに自分なりに実行してきてことはあるのです。4、5年前には早朝に約1時間のジョギングを週3、4回ペースで1年ほどやっていたこともありますし、週に2回の水泳を半年ほど続けていた時期もあります。(この頃の体重は現在より3〜4キロは軽かった!!・・・・・)


天候や施設などの物理的条件に煩わされることがなく、毎日の習慣となって必ず続けられることを優先して、早朝起きがけに「ヨガ」とストレッチをやっていた時期もありますが、「体脂肪を減らす」効果についてはあまり目に見える成果がないために満足できず、ここ数ヶ月は「腹筋を50回から100回程度」を毎朝行う程度でありました。
一定の効果がある方法であって、そして何よりも「ずっと続けられること」が最重要なのです。そういうものは無いのでしょうか・・・。


先月のある日、そんな私にひょっとすると大きな転機となるのではないかと思われる機会が訪れました!(大げさです!)それは「筋トレ」についての本との出会いでした。
何を今さら、昔からありふれている「筋トレ」なんだ・・・とお思いの方も多いでしょうが、これが、私にとってはなんとも感動的なくらいに「腑に落ちる」新知識だったのです。


「身体運動科学」「筋肉生理学」の研究者、東京大学大学院教授にしてボディビルダーであるという、石井直方というひとの本を読んだのですが、その内容はまた後日といたします・・・。(続く)