独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■日本的サッカー


サッカーとは(その1)

2チームが敵味方となり、1個のボールを主に足を使って移動させ、自チームのゴールを守りつつ、相手チームのゴールへと運ぶ。相手ゴールにボールが入ると得点が1加算される。試合は制限時間の満了によって終了し、時間内により多くの得点を記録したチームが勝ちとなる。

・・ということはこの競技の目的は相手のゴールにシュートをしていれることなのだ。
シュートとはボールを蹴るということではなく、ゴールの中に入れるということなのだ。
まずはそこから考え直さないといけないのでは、と言いたくなるような今日の試合でした。


サッカーとは(その2)

足以外でも手と腕以外は使って良い。手や腕で、故意にボールに触れた場合は反則となる。各チームには1人だけ、ゴールキーパー というゴールを守る特別な役割のプレーヤーを置くことが定められている。ゴールキーパーだけが、自ゴール前の一定の領域(ペナルティエリア)内に限り、手を含む全身でボールを扱うことを許される。

たった一人だけ手を使える川口という特別なひとが、手や腕ではなく「タマシイ」で勝ち取った試合でした。
サッカー素人の私ですが、今日の試合でわかった事は「中澤と川口のド根性には頭が下がる」ということでした。


ゴールへの執念が不足しているということでしか説明できないような延長30分でした。
サッカーで世界の上位に食い込むには何が何でもゴールを決めるというガムシャラさが絶対に必要で、そういう意味で日本人にはおのずと限界があることは明白です。
「何が何でも」なんて、何もそこまでしなくても・・・、と言うメンタリティの国民がいてもおかしくはないし、すべての国のサッカーが絶対にガムシャラ一本槍でなくても構わないと思います。


審判を騙したり、相手をいらだたせたり怒らせたり、ひじ打ちを食らわせたり、どんなことをしても勝ちたいというようなことは日本人の美学には合いません。日本はいつも真面目でキレイです。そのかわり、どうしてこれを入れないのおおおおおおお!!という苛立ちを覚悟するしかないのです。


つまり、当分の間、サッカー日本代表の試合を見るのにはそれなりの覚悟が必要なのだと実感したのでした。
まあ、でも勝ってよかった。次の試合も運がよければ勝てるでしょう。