独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■自己満足の自慢話


f:id:fpclu:20061030200255j:image


先日、利き酒というのを初めて経験しました。
友人と二人である飲み屋さんに行き、『とりあえず』つまり生ビールからスタートし、お代わり一回目を飲み終えた頃に、飲み物メニューに「日本酒利き酒セット」なるものを発見。(たしか料金は800円くらい)
日頃、純米酒がどうの、アル添酒がどうのと日本酒党の党員を標榜していることもあって、ちょっと挑戦してみるかということに。


出てきたのは3種類の日本酒で、お酒の入った3つの小ぶりのグラスの下にそれぞれの銘柄が書かれたカードが伏せられていました。(写真のとおり)
そして、別の3枚の紙に3種類のお酒の銘柄が書かれています。
①愛知純米吟醸「醸し人・九平次雄」
②新潟本醸造「八海山」
③岩手純米吟醸「南部美人
の3つです。


さて、この3つのグラスをワクワクしながら口へと持っていったのですが・・・、結論から言えば、3つとも言い当てたのでした。大正解。満点です。いやあ実に嬉しかったですねえ。
銘柄を言う時に「この酒はコレコレこういう感じの味がするので八海山だな」というように一々理由を付けて当てたこともあって、向いの席の友人は結構感心して驚いてくれました。


私はアルコールのなかで日本酒がもっとも好きではあっても、利き酒など今までやったことは無く、日本酒オタクでもウンチク王でもありませんし、まして美食家でもありません。
今回の3種類は全く異なる地域のお酒(岩手、新潟、愛知と離れている)であったこと、純米吟醸酒と本醸造が混じっていたことが、当て易かったというのがあると思います。ここ数年間で飲んだ覚えのあるお酒を思い出し、地方によってなんとなく共通した特徴があるような気がすることから類推した結果でした。
(すべて純米吟醸酒であったら、分からなかったかも知れません。)


同じお酒であっても、グレードによって時期によって温度(冷酒、常温、燗酒)によってもかなり味は違うのですし、今回の当たりはまぐれではないと思うけれど、違いが分かりやすい例だったということなのでしょう。
何はともあれ、全部当たって、すっかり気分が良くなり、その後の酒量がいつにも増して多めになったことは言うまでもありません。最後は日本酒と芋焼酎の区別すらあやうい感じで帰宅した次第です。