独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■意気消沈でGNPダウン?

昨夜のショックを引きずり続けた一日でした。
朝から仕事をする気が起きず、一日中どこかにこもってしまいたいほどでしたが、たまたまアポイントが入っていたので、やむなく出掛けて(お客様ごめんなさい)一応仕事をこなしてなんとか一日を終えました。
今日一日の日本の国民総生産はおそらく平均を大きく下回ったことでしょう。???


ネット上でも多くのブログサイトなどで、不満の書き込みが沢山見られますが、大きく分けて、後半の数回のチャンスで追加点が決められなかった決定力不足と、監督の采配ミスを敗因に挙げる人が多いようです。
たしかに一度だけでも後半のチャンスを生かせていれば、或いは後半疲労困憊のフォワードを変えて掻き回していれば・・・多分勝てたはずということは多分正解でしょう。


しかし、私が感じるのはシュートが6本しかなかったことと、枠を捉えたのは2本だけだったこと、このことが大問題のような気がします。どうしてもシュートを打てなかったのではなくて、打たなかっただけなのではないかという疑念を持ってしまいます。


サッカーの楽しさが巧みなパス回しなのか、豪快なゴールゲットの瞬間なのか、これは国によって大きく異なるサッカーの歴史や浸透度合いなど、長年積み上げられてきているものの違いから来ている根本問題なのではないかと言う気がします。
試合直前の合宿で脚がつるほどのシュート練習をしたところで、こういう根本的な体質のようなことは容易には変わらないのでは、と思うのです。
私はサッカー部経験はないので良くわかりませんが、サッカー部のシュート練習でもゴールの枠を大きく外すことが多いことは日本の大いなる問題点だ、との指摘を何かで読んだことがあります。


代表メンバークラスの人はそういうことはないはずなのですが、本人達の技量の問題ばかりではなく、国におけるサッカーの位置づけとか親しみ具合とか、熱の入れ方などなど、つまりは総合力ということなのではと言う気もします。


いづれにしろ、プロサッカーが始まったばかりの途上国なのですから、あらゆる出来事を経験として積んでゆくしかありません。これまでのW杯の長い歴史の中で、一体どれだけの強豪国がまさかの敗退を余儀なくされたり、不運な判定などに涙を飲んできたかを思い出せば、これがワールドカップだよねえ、とタメイキをついて、次こそ頼む、という気持ちになれるというものでしょう。


少なくとも諦める必要はありませんね。選手にもジーコにも最後まで頑張っていただきましょう。
2010年は出られないかもしれませんからね。