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独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■保険見直し相談(ご契約者の場合)

契約後4年経過したご夫婦から、加入している保険を見直したいとのご相談でお会いすることに。
医療保険の給付限度日数を短くして(360日→120日に短縮)、給付日額5千円を1万円にアップすることの検討がひとつ。
もう一点は、終身保険を年金保険に変えることを検討するというものでした。
私はいつものように、継続中の保険の内容についての再確認から始めました。
医療保険、終身保険に加えて死亡保障限定の収入保障保険タイプも継続中です。


そのうちの終身保険は変額終身保険であり、保険料が複数の指定したファンドによって運用され、その成果が保険金及び積立金に反映されるものです。
そのことについて、お客様は漠然とは覚えておられたのですが、ひとつ肝心なことを失念されていることが判明しました。
終身保険の保障額を将来減額すると減額の割合に応じて積立金が受け取れる、というこの終身保険の資金活用機能のことを明確に覚えていなかったのです。保険料が上手く行けば多少戻ってくるというくらいの理解だったようです。


現状の終身保険の保険料相当額をそっくり年金保険に振り向ければ、それも同様に運用される変額タイプであれば、終身保険より以上の積立て効果が得られるのは当然のことですが、そのことも理解した上で、この変額終身保険をこのまま変えずに継続する方向で収まりそうです。
お子さんの成長に従って家計支出も増加傾向の時期でもあり、保険に掛けるコストをアップは出来ないとのことでした。生命保険も医療保険も年金も、欲しいものを全て揃えるにはコスト面で無理があるので、生活保障の一部をになっていると同時に将来への積立ての効果もある、現状の変額終身保険をやはり継続するのが得策とのご判断なのです。


私の契約内容の内訳として終身保険が比較的厚めになっているケースが多いのですが、今日のように見直したい、切り替えたいとのご相談でも、現状を再確認しただけで、やはりこのままがいい、という結論になることが多いのが現状です。


こちらはこれが仕事なので、保険の機能を完全に理解していて忘れることはありませんが、お客さんは保険のことを考えることなど滅多にありません。加入決定時にキチンと理解されていても、どうしても時間の経過と共に理解が曖昧になってしまいます。
用も無いのに年中ご挨拶に伺うというのもあまり意味はなく、かえって迷惑でしょうが、時折内容の確認にお邪魔する、或いは何かの手段でお知らせする必要を痛感する次第です。