今日のご相談者は昨年結婚されたばかりの若いご夫婦で、生命保険選択のための基礎知識を習得したいというご依頼でした。
ひとくちに生命保険といっても死亡保障、医療保障、そして年金、介護対策など老後対策も含めての保険とライフプランのマッチングについて、保険の種類や特徴、商品選択の基準など、広範囲にわたりました。
ご夫婦ともに大変に熱心に聴いてくださり、質問なども幾つかあったため、２時間の予定はあっと言う間に過ぎ、気が付けば３時間半を越えていました。
ご結婚直後のライフプランニングは、これから長期間にわたって２人で築いてゆく家庭生活を少しでも楽しく豊かなものにして行くための大変に大事な作業です。
そんなプランニングのお手伝いをする責任の重さを感じながらも、熱心にあれこれ考えるお２人の姿勢に、ＦＰとしてのやりがいを大いに感じた数時間でした。
ご相談のきっかけは、少し前にあるＦＰ氏に相談をしたのだが、結局かれの話しはその提携する保険会社の商品選択への誘導でしかないと感じたからだとのこと。
ＦＰという肩書きを持つ保険営業は非常に多いのですが、その所属する保険会社や代理店となっている保険会社のセールスマンとしての立場なのでは、本来のＦＰの仕事はなし得ない可能性が高いのは仕方の無いことなのかもしれません。
今回のご相談で、私のような独立ＦＰの存在意義をあらためて感じさせて頂いたのでした。
