独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

■M−1グランプリ決定!

一昔前、いや、ふた昔以上よりもっともっとだいぶ前の師走には、今年のレコード大賞は誰が取るか、歌謡大賞はどうかなどということを家族で予想し合ったりしたものでした。
しかし、最近はまるっきりそんなことが話題に上ることはなくなりました。


ここ数年気になる師走のイベントは大晦日の格闘技と漫才日本一の「M1」でしょう。
去年は大好きなアンタッチャブルを本気で応援して見ていたので、彼らの優勝に年甲斐も無く興奮したものです。今年の優勝はブラックマヨネーズというあまりバラエティでお見かけしないコンビでしたね。


今年までの5回の優勝者の所属事務所を調べたら、吉本、松竹、吉本、人力舎、吉本という具合で、主催者である吉本興行も連続優勝はまだないのですね。吉本からは物凄い数のコンビがトライしているのですから、この世界も厳しいものですね。
来年はどうなるのか・・・。

今日のファイナルに残った麒麟笑い飯ブラックマヨネーズの3組はいずれも吉本興業のタレントでしたが、笑い飯ブラックマヨネーズは少し雰囲気の似たところ(しつこいシュールさなど)があって面白い対決でした。
結成10年目の最後の挑戦という品川・庄司が久し振りに一所懸命に漫才をやっている姿を見て、少し感心したりもしたのです。


それにしても、今のお笑いのネタの時間はなんと短いことでしょう。M1グランプリですらたったの4分です。まだお笑いブームはなんとか続いているらしく、NHKのオンエアバトルとNTVの笑点くらいしかネタ番組がなかった頃と比べると、結構沢山の番組がありますが、何と言ってもネタの時間が短すぎます。
テレビはいつの時代も横並びで、どこの曲でもほとんど同じなのは、仕方ないのでしょうが、天才といわれる「やすきよ」のような30分などはちょっと無理だとしても、どこかの曲でせめて漫才15分くらの番組を作ってくれないものでしょうか。


せわしなく、落ち着きの無いこの時代、せめて芸能や芸術などエンターテインメントの世界はもう少しゆったりとした雰囲気を作って欲しいものであります。