独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

元・外資系生保マンの追憶

⑮ひとは何のために働くのか

ひとは何のために働くのか? サラリーマンから畑違いの保険営業へと転職したあの頃の思いを時々懐かしく思い出すことがあります。あらたに挑戦する仕事の魅力として私が挙げていたことは、まずは自分自身の能力が大きくものを言う世界であろうということです…

⑭すべての商売はリストがイノチ

全ての商売はリストがイノチ 「We live on the lists 」〜私達は名簿のおかげで生きられる。 (敬愛する田中真澄氏の講演ネタです) 保険会社への転職を決意したころに、「プロジェクト100」という用紙を渡されました。ここに、これから保険の営業を始め…

⑬生命保険は売らない!

『私の仕事は生命保険を売ることではありません!』 生命保険の販売そのものではなく、生命保険の考え方、選び方、活用法についての正しい情報を提供するのが私の仕事です。・・・というわけなのですが、少々微妙な表現です。。 商品を売るな、自分を売れ、…

⑫「聴く」=対話の王道

様々なセールスノウハウの研修をして、ついに営業開始をしてから半年ほどした頃、同期入社の我々もそれぞれの個性が出てきて、違った営業スタイルを展開し始めました。 自分の友人関係ばかりにコツコツと面談し続ける者、むしろ友人知人よりも、知人から紹介…

⑪例話法〜例え話で理解しやすく

無理なく気分よく契約の最終決断をしてもらうための工夫・・・・の続きです。 前回は【イエス・バット法】と【小さな同意の積み重ね】でした。保険の世界は業界用語、専門用語を並べられても理解し難いことが多く、それらを伝えようとする側もなかなかの苦労…

⑩クロージング・テクニック

営業の世界ではお客さんに契約の決断を促すことをクロージングと言いますが、思えばあまり良い言葉ではありませんね。お客さんを最終決断まで導いて幕を閉じるということなのでしょうが、本当は契約決定時点から本当のサービスが開始されるのであって、むし…

⑨イエス・バット話法

お客さんから契約の決定を引き出すのが営業の最終目標ですが、いきなり最後の決断を迫るなど、押し売りでもなければありえませんね。脅しとか泣き落としではないまっとうな営業マンとしては、商談成立に向けて徐々に相手の心境を肯定的ムードに持ってゆくこ…

⑧コミュニケーションは聴くことから始まる

「会話上手は聞き上手」とはよく言われることですが、実践するとなるとこれはそう簡単なことではありません。多くの場合に、人間は人の話を聞いているよりは人に自分のことを聞いてもらいたいと思うものですから。 保険営業の立場として見込み客(お客様の候…

⑦セールスの基本=コミュニケーション・スキル

セールスの基本はコミュニケーションです。コミュニケーションのスキル向上は販売成功への第一歩であり、また、営業力強化の決めてでもあります。コミュニケーションが上手く出来る相互の関係になっていなければ、どんなに良い商品を持っていても、どんなに…

⑥自己啓発本

『 思考は現実化する 』 自己啓発本には結構救われた・・・ 初めに断っておきますが、私はキコ書房の販売代理店ではありません。 しかし、脱サラしてフルコミッション営業の世界に飛び込んでから暫くの間は、ナポレオン・ヒルの「成功哲学」、「思考は現実化…

⑤営業研修だけの1ヶ月

まるまる一ヶ月の初期研修 保険会社の外務員は毎月採用されるのが普通で、同じ月に入社したものを同期といいます。私の同期は全国で16名でしたがなんとその内の6名が同じ支社での入社でした。 当時総勢12名位いの支社に6名も新人が入ってきたのですか…

④転職を決意させた飲み会

さて、非常に真面目そうな支社長の話し振りと、何となくリズムが合った同い歳の営業所長との面談を通して、3回にわたる仕事の説明(CIP)の話しの内容については、多分本当のことであろうと思うに至ったのですが、やはり保険営業の世界に飛び込む決断は…

③生命保険に革命を!

2時間あまりの説明会(というよりお見合いでしょうか)を3回行うCIPでは日本の生命保険営業現場の実情や、それに対して新興弱小(当時は)の外資系生保がどのような手法でシェアを拡大しつつあるのか、当社の営業マンの仕事にはどんな意義があるのか、…

②CIPというお見合い

CIPというお見合い 営業所長Nさんとの2時間半に及んだ面談の後、仕事の詳細な内容について2時間程の説明を3回聞くことになりました。こんどは私が保険会社の支社に出向いてゆきました。 この説明会はCIP(キャリア・インフォメーション・プログラ…

①転社ではなく本当の転職

外資系生保の営業マンに転職をしたあの年は昭和が平成に変わった年でもあり、私の人生において非常に大きなターニングポイントとなりました。 周りの人々には、ごく普通のサラリーマンで地味で控え目な少々頼りなげな男が、無謀にもフルコミッションセールス…