独立FPの独白ブログ

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ホントに始まる!TOKYO2020!

今から8年前の2013年の9月、2020年TOKYO五輪開催決定のニュースをみて「アジア発の2度目の開催」なんだったら未経験のトルコ・イスタンブールに譲ったらいいのに、クソ暑いし!!と思ったものです。しかし、そのうちに「人生2度目の自国五輪」も悪くないと思い始めた自分勝手な私でした。

そしてあと300日だ200日だとの煽りに乗せられてその気になり始めていたころ、五輪の前に世界を覆ったCOVIT-19パンデミックで気分が一変した。昨年の春ごろには「この不自由が何カ月も続くのか」などと能天気に他人事のように言っていたのに、不要不急の外出自粛だ、イベントの中止だ、五輪の延期だ、飲食店の休業だと、未体験ゾーンに突入してもう1年半も経過してしまいました。早いもんだと思いながらも長いトンネルだと嘆息する日々だ。そして、どうせならあと1年延期して、北京もフランスも2年づつ遅らせればよいものをと多くの人が思う中、世界的巨大利権組織の強引な先導によって、とうとうTOKYO2020は来週に幕を開けるのだ。ホントなんだろうか?多分本当だ!
世論の多くは五輪に反対だと報じていたマスコミも、いざ始まってしまえばこぞって五輪五輪と囃し立てるだろう。そして新聞には毎日毎日メダルランキングが発表されるはずだ。(下は5年前のリオ五輪のランキング)

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そして、今回はいつもと違って、メダルランキングの横に、あるいは上に、または社会面にこんなランキングも表示されたりするのだろう。

(7月11日時点のCOVIT19感染者数の表)

米国・英国・ロシア・フランス・イタリアはどちらの表でも10位以内に入っている。

面白がっているわけではないけど、やっぱりなんか凄さを感じてしまいます。

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 世界中のあちこちで変異を見せるウイルスが、この東京へと集まってくるリスクをどうしても考えてしまう。だけれどもいざ五輪が始まれば、やれサッカーだやれ野球だ体操だ水泳だ陸上だと、わくわくしたりもするんだろう。なんだか情けないような、悔しいような妙な気がする。所詮人間は常に幸せでもなく常に不幸でもなく、危険と背中合わせだったり、不幸や不安をを抱えながらも、笑ったり楽しんだりする不思議な生き物なんだな、きっと。

さて、自分のワクチン接種は済んだけど、新たなるリスクが迫っているこの夏を、決死の自主防衛意識で乗り切るしかないのです。ついさっき、良く食事をする友人の家族3名が感染した(本人は陰性)との情報が入りましてた。これで私の知っている人らの感染は3事例めだ。やはりリスクはすぐ隣まで迫っているのだ。

「五輪の後はウイルス万国博だ」なんてならないように願うばかりです。 

乗り切ろう! 日本の暑~~い夏を!