独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

なんとなく故郷・九州

前記のとおり私の出生の地は福岡市(博多)であり、父の故郷は鹿児島県です。そして少々珍しい私の苗字(鯵坂)の起源は筑後の国、今の福岡県南部なのだそうです。そういうわけで九州には特別の感情を抱く訳なのです。
しかし(多分)4歳からは東京に移り住み、幼・小・中・高・大・そして就職してからも都内から出ませんでした。会社員時代に一度も転勤しないうちに自営業へと転職した私は、もう60年あまり東京に住んでいるわけです。
では、故郷は東京か、というと実はそんな感覚がありません。故郷と言うのは離れてしまった生まれ故郷なのだろうけれど、残念なことに出生の地・博多の幼少期の記憶は全く無いのです。

実家への帰省をほとんど実行しなかった父親の影響で、私はあまり九州に行く機会がないのでした。
しかし幸いにも仕事で福岡への出張の予定が時々入るようになったことで、九州がぐっと身近になったわけなのです。
せっかく九州まで飛んで行ったのに仕事と友人との会食だけではもったいないので、出張日程に余裕を作り色々なところに行くようにしています。私の出張経費はすべて自腹なので、何処に寄り道しようが誰にも文句は言われないのです。

●博多周辺ではブラタモリタモリが歩いた足跡を辿って歩く
●仕事先からほど近い「香椎神宮」をお参り
マリンワールド海の中道で水族館を楽しむ
●わが地元の谷保天満宮とのご縁を感じる「太宰府天満宮」をお参り
など楽しみました。
そして初めての県外は熊本でした。
熊本を大地震が襲ったのは2016年4月でしたが、その一月前の3月にブラタモリが熊本編を放送しており、私はそれを見ていたのでした。名城熊本城が心配だったのですが、やはり大きな被害を受けてしまっていました。ぼろぼろに壊れた熊本城がどこまで復旧したのかを見たくなって、昨年新幹線で30分ほどの熊本を訪れました。
f:id:fpclu:20201203201430j:plain
学生時代に阿蘇山観光をして以来の訪問だったのですが、時間も限られているし本命は熊本城です、わき目も振らずに市電で熊本城に向かいました。ブラタモリで観た勇壮な姿から一変してしまったお城ですが、大規模な修復工事が進んでいる様子です。
f:id:fpclu:20201203201405j:plain
お城の周りをぐるりと一周する間、周りから聞こえるのは概ね「中国語」及びよくわからない東南アジアらしき言語の会話ばかりでしたね。どの観光地に行っても中国人観光客が溢れているのには慣れていましたが、コロナの年2020はこの状況が一変し、おそらく外国人観光客は殆どいないでしょう。

感染リスクを極力回避する対策付きであれば、今は静かに観光を楽しめるとも言えそうですが、感染者増加中のここ数週間の雰囲気からはGOTOとはいかない感じです・・・。