この前の日曜日の昼下がり、任務を終えて実家から戻り、今日はのんびりしよう!と決意した。そこでいつものように録画済みのTV番組を何にしようかなと迷った結果、久しぶりに棚から取り出したのがBS番組を録画した「拓郎&かぐや姫・つま恋ライブ」のDVDでした。
相変わらず拓郎はかっこいいなあと思いつつ、このライブは2006年開催だったことを思い出し、もうそんなに時が過ぎたか~~とあらためてびっくりした。
この頃まだまだバリバリにお元気だったムッシュ・かまやつひろしさんと「わが良き友よ」を歌う拓郎さんはとても楽しそうだ。
「永遠の嘘をついてくれ」の作者・中島みゆきさんとの共演では、なんとも照れくさそうなカワイイ拓郎さんを見たのです。
「今日までそして明日から」は実に50年前の曲だけど、今もまったく色褪せていないのは本当にすごいと思います。
「つんぼ桟敷」を「蚊帳の外」に言い換えて歌ってくれた「ペニーレーンでバーボン」も素晴らしいし、「言葉」「外は白い雪の夜」を歌い上げる姿にあらためて惚れ惚れして「拓郎さん愛してます・・・・」と思ってしまう、そんなわたしです(^^♪♬
次の週の日曜日の夕刻にも音楽番組を見たくなって拓郎さんのNHK番組録画を見ることに。この拓郎さんは70歳だが、先の2006年の(60歳)とほとんど印象は変わりません。つい先日、久々オンエアのオールナイト・ニッポンの拓郎さんも変わりませんでした。若い頃よりちょっとだけ丸くなったような気はするけど・・・(^^♪
音楽番組を見たい気持ちが募り、続けてみたのがサザンオールスターズの一昨年の正月番組。これもとても楽しかった。サザンの唄はサラリーマン時代の宴会やら接待の席で何回も何回もカラオケで歌いましたので、そういう懐かしさもあるのです。しかしこの人もとうとう還暦過ぎてそろそろ高齢者仲間なのね~~驚きです。
だいぶお酒が回ってきた夜の8時ころになり、もうひとつ音楽番組をと思って見たのがたまたま録画してあったベートーヴェンの交響曲3番でした。
高齢者どころかなんと92歳のブロムシュテット指揮・NHK交響楽団の演奏です。今まで聞いた「英雄」の中では最も最速の第1楽章で少し驚いたけど、演奏家たちの技術とかピタリとそろうアンサンブルとかに魅了されてあっという間の50分でした。私はクラシックではやはりベートーヴェンが一番好きです。交響曲も協奏曲もソナタもすべてが素敵です。
さて、吉田拓郎、サザン、ベートーヴェンと続けて音楽番組を鑑賞したわけですが、この3者の音楽には共通点があります。さてなんでしょう????
それは「楽しく、気品があり、なによりカッコいい!!」ことです。特に「気品」ある音楽家にはなかなか巡り会えません。この感覚を言葉で表す能力は無いし教養も無いので、こう言うしかありません。「気品があってカッコいい」んです。この人たちがいてくれて、それを楽しめる時代に生きていられて、私は幸せです!!
コロナウイルス蔓延で家にこもりがちになりそうな1か月、音楽に親しんでせいぜい心を浄化することにしよう。「今日までそして明日から」も音楽は友だちです。