独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

ああ、また8月15日です

「日本のいちばん長い日」が明けた今日、8月15日の朝、休刊日なので家に新聞はありません。日本人がもっとも感慨深くなるはずの日、日本中で戦争とか平和とか暴力とか正義とか市民とか国家とか天皇とか愛国心とかについて議論がなされるべきこの日に、新聞がない。
まあ、お盆休みでもあって、従来通りの決まりごとなのでしょうけれど、ちょっと違和感あります。
でも、僕たちにはラジオがあるしネットがある、そして語り合う友人がいます。むしろ、すっきりして良いのかも、とも思います。


新聞、テレビは置いといて、8月は沢山の大事なことについて思いを馳せる季節であり、普通の人々が普通に、色々と議論をするのに格好の季節だと思います。(毎年書いている感じですが)

戦勝国が戦争を正当化することについての議論
戦没者と戦争犯罪人の定義についての議論
戦争放棄の憲法が非現実的かどうかの議論
核開発と原子力利用が別次元なのかどうかの議論
核抑止力とか核の傘とかについての議論
国家の安全保障全体の構想についての議論
「アメリカ式」が世界を統制して良いのかの議論
我々が政治家に口利きを頼むことについての議論
経済成長と真の幸福感との折り合いについての議論
民主主義の「民」とは何なのかについての議論


・・・今こそ日本人が議論しなければいけないテーマはゴマンとあるのです。なにしろ、ほとんど議論をせずに、なんとなく流れて来てしまった戦後の日本人なのですから。


「議論」を辞書で引いてみました。
【筋道を立てて相手に意見を述べること(三省堂国語辞典)】
【互いの意見を述べて論じ合うこと(goo辞書)】


なるほど、まずは「自分の意見」が無いことには始まらないのだなあ。なんだか納得してしまった私です。
今日から何日かの間くらいは「戦争と平和」や「国と国民」や「人間の幸せ」のことなどについて、ジョッキ片手に議論してみても良いと思います。