独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

8月の一番長かった日

8月は6日9日15日(はちがつは・むいか・ここのか・じゅうごにち)
永六輔さんの影響で、8月になると必ず思い起こす5・7・5フレーズです。
これを聞いても「全く何のことかわからない」という日本人の割合は年を追うごとに増えつつあるだろうことは容易に想像がつきます。TVなどの街頭インタビューで今日は8月15日ですが?と問われて、えっ何の日だっけ!? と平気で答える良い歳をした人間が少なからず存在する、それが我が国ニッポンの現実です。


69年前の8月に終戦(敗戦)の宣言をラジオで聞いてから、長い時間をかけて日本人はどのように変わったのか、あるいは変わらなかったのか、成長したのか退化したのか。戦後は終わったのか続いているのか。そんなことについて、終戦70周年を迎える来年の8月までには少しは見極めておきたいと思う私ですが、その私も、この8月にとうとう人生の節目を迎えてしまいました。


自分が還暦を迎えるなんて想像もしなかった。この未熟で幼稚な私が60歳だなんて信じられない思いだ。・・・これが正直な感想です。あまりうれしくもないし、さほどの感慨も無い還暦です。

しかし、ひとつだけ心から喜ばしいことがありました。長男夫婦とその長男(つまり孫)および次男が、節目の誕生日を祝いに来てくれました。妻の計らいで美味しい料理を頂き、長男の妻のご実家から頂戴した旨い日本酒を頂いて、1歳直前の孫の笑顔と泣き顔を眺めながら、至福の時を過ごしました。
子供たちが独立して次々に家を出て行ってから、「平和な状態で味わえる家族団欒」の貴重さをかみ締める私です。
家族の無事を祈る気持ちを皆が確認し合えるなら、戦争は抑えられるはずなのだが・・


お祝いにもらった「真っ赤なシューズ」でバリバリ歩こうと誓った60回目の誕生日でありました。
ありがとう!!
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