独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

汚いのはやっぱりいやだよね!

中国・上海の食品加工業者の不正出荷・・というか、徹底的なデタラメ管理実態が明らかになり、しばらく忘れていた「ゴミを食わされているかも!」疑惑が再燃している今日この頃です。気持ち悪いですね。
昔、肉屋さんの経理担当をしていて裏事情を知る親戚のおじさんから聞いてしまった「ネズミの混ざったハンバーグ」とか、ちょっと昔にニュース報道された「人間の親指入りの屋台ラーメン」とか、安い肉を高級肉の間に挟んで作る偽装和牛の話とかおどろおどろしい気持ち悪い食品の話題は途切れることがありません。

それにしても報道管制の敷かれている中国国内で、こんなとんでもないスクープがあり得るんだなと思っていたら、現政権中枢に関わりの薄い業者についてはさほど制限されずに情報は出てくるのだそうだ・・・どっちにしてもなんとも恐ろしい話です。


このニュースで、私は数日前に結構心が折れた個人的体験を思い出したので、備忘録代わりに書いておきます。
以前から時々食していた府中市内にある煮干し系ラーメン店に、久しぶりに行った時のこと。この写真なら店の特定は多分不可能だと思うのでアップします。まさか分かりませんよね。
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まあ、店が特定されたからと言って、大した問題ではないのかもしれないし、ここの常連さんはそんなこと百も承知だよ、ということかもしれないのですが、私は個人的に非常にショックを受けたことであったのです。


私がラーメンを注文してしばらく待っていると、隣の客が食べ終わって、ご馳走さんと言って料金を払いました。店主はラーメン作りの手を止めて千円札を受け取ると、小銭が入っているらしいザルだか籠だかに右手を突っ込んでじゃらじゃらしてから小銭を数えて、そのお客にお釣りを渡しました。
ずいぶんと小銭をじゃらじゃらいじったなあ、どうするのかなあ・・・と見ているわたしの目の前で、店主はその右手の指先あたりをチョイと布巾に触れてから、おもむろに私の(或いはその次のお客の)ラーメンを作るために生麺ひと束を掴んだのでした。・・・はい、同じ右手で、もちろん素手でです。


ちょいと指先を触れるだけで右手全体が消毒される高性能布巾だった可能性はあるものの(あまりなさそうだが)沢山の小銭をいじったその手で生麺をグイっと掴む、その行為を目の前で見てしまった私の気持ち・・・分かる人は分かってくれるでしょう。


ラーメンの麺なんてアツアツのお湯で茹でるんだし、どうってことないだろうが・・・と、この店のファンは店主を擁護するのでしょうか。どうなんでしょう。
床に落ちたチキンナゲットを元に戻したとか、カビが生えて変色した肉を刻んで別の商品にするとか・・・というのとは比較にならない、「大したことはない作業」ではあるでしょうか。


しかしね、こういうことを客の目の前で平気でやってしまう店主の神経が私には信じられないと感じたので、私はもうこのお店には多分行かないでしょう。そもそも、並んでまでして食べたいほどうまいわけではなかったし・・・。


小銭を触った同じ手で、平気で生の食材を触る、という精神の持ち主が作ったものを、金を出して食べたいとはどうしても思えない神経質な私でした。ああ、気持ち悪い・・・(@_@;)