独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

「自然の中の人間」を意識した日

昨日は外出仕事はなかったが、知人の告別式があったので雪の中へ出かけて行った。
コートにマフラーに手袋に、ヒートテックのインナーもガッチリ着こみ、靴底にゴム製の滑りどめを装着して完全重装備でした。
荼毘に付されて気体と化したM君の亡骸、魂は、吹雪舞うこの東京の空を、それでもグイグイと天へと上って行ったのかなあと感慨にふけりつつ帰宅した午後に、バスから降りて振り返ったバス通りの雪景色です。
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深いお付き合いではありませんでしたが、ご遺族の方々の表情や、ご学友の心の籠った弔辞の内容などから、彼の少しばかり短い人生が、しかしとても充実した日々であったらしいことは想像に難くないとい感じられた、おごそかな、心に沁みるお弔いでした。彼は、周りの人々より少し早く、自然の中に戻って行ったのだというふうに思いたい。合掌。



そして一夜明けて晴天に恵まれた我が家の周りでは、朝の9時頃から人々が外に出てきて、あちらこちらで道路の雪かきが始まった。
普段は特にお付き合いも無いご近所さん同士が、今朝は挨拶を交わし、各々のスコップでザクザクと作業しつつも、二言三言声を掛け合う光景が路地一杯に展開されたのです。
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大量の雪は、時として僕らの日常を破壊したりもするけれど、人間はやっぱり、自然の中の一員なのだという当たり前の、忘れがちな真実を思い出させてくれたりもするのですなあ・・・。
なんだか不思議な感覚の一日でしたが、雪かきなどに忙殺され、投票所に行かなかった人も少なくないんでは、と心配になります。
私は金曜日に期日前投票に行っておいて良かった。