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独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

正義とは何だろうか・・・

英下院は29日、対シリア軍事行動への支持を求める政府提出動議の採決を行い、賛成272、反対285で否決した。これを受け、デービッド・キャメロン(David Cameron)首相は「英国民の意思を代表する英議会が、英国の軍事行動を支持していないのは明らか。政府はこれに従う」と述べた。【8月30日 AFP】

久しぶりに少しだけほっとするニュースです。
「シリア政府側が化学兵器を使用して、市民数百人が死亡したことが明確になった」として「世界の警察アメリカ」が軍事介入を準備しているという。そんな流れの中でアメリカに協調すると表明していたイギリスの議会が軍事介入に反対の決議をしたのです。


10年前アメリカがイラクのフセイン政権を攻撃した際に根拠としたのは生物化学兵器保有。しかしその情報が誤りだったことをアメリカ自身が認めました。そしてアメリカと共同作戦を展開したイギリスでは、この軍事介入支持の正否について議論が尽くされ、誤りであったと表明した記憶しています。その時の反省が今回の英議会の態度に活かされたと考えるのは的外れではないでしょう。


では10年前に同様にアメリカを支持して色々な形で軍事作戦に参加した我がニッポンではその後どうしたのか。ニッポンが先のイラク戦争の誤りについて何らかの態度表明をしたことは私は知りません。


私の頭には新聞やテレビで語られない素朴な疑問がふつふつと浮かんできます。

化学兵器が国際法で禁止されているというのだが、クラスター爆弾やらなんとか爆弾とかなら許されるのか? バズーカ砲撃ったらだめだけどライフルならいいの???

●国連の承認が無くても軍事介入するべきだというのなら国連の意味は無いよね?

●「国際法上」とか「国際秩序」と言う時の「国際」って要するに欧米のことなのね?

原子爆弾で大量殺戮を実行した唯一の国が世界の警察になったのは要するに「力」なの?

●この世界の「正義」とはいったい何なのだろうか?


さて、では日本政府は一体どういう態度をとるのでしょうか?
まあ、だいたい想像がつくのですけれど・・・・。 悲しいね。