独立FPの独白ブログ

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投票について、まだ迷っている人へ!

参議院選挙投票日まであと3日。候補者や政党関係者は最後の追い込みに駆け回っているのでしょうが、一方、選挙人(投票に行く私たち)はというと、ある調査では「誰に投票するか決めていない」ひとが40%以上に上るとのこと。
特定の政党支持者を除くと、多くの人が悩んでいる、迷っている状況でしょう。
私もいまだに迷い続けている一人です。ホント、どうするのが良いのか分からなーーーい!!
でも、当然ですが投票には行きますよ。


迷っている私の心情をこの際少し整理して見ると・・・

  • 核燃料の処理技術が確立していない状況で、しかも原発事故進行中であるにも拘わらず、原発を諦められない、この特殊な社会構造を変える必要がある。今変えられないのはどう考えても異常だと思う。
  • アメリカ自身がおそらく戸惑うほどに、アメリカの顔色を読み媚びる官僚と政治家とその周辺権益者、この人たちの割合をもう少し減らさなければならない。
  • 対米隷属のコンプレックスを解消するために、アジアを低く見ようとする歪んだナショナリズムは日本を貶めるばかり。
  • 自分の保身を常に最優先するあらゆる組織のトップたちには早く退場して頂きたい。
  • 若い人、子供たちこそ私たちの未来の希望。彼らを応援しないで自らの既得権益にしがみつく大人たちは社会のウイルスだ。
  • 「国」が有って初めて国民が生きるというように考える国家主義みたいなのは、我々庶民にとっては脅威にしかなり得ない。
  • 自分たちにとって都合の悪い異論者は、権力を背景によってたかって村八分にする、居ないことにするという「ムラ意識」は最低だし、それらが蔓延すれば国は死ぬ。
  • 主権在民」確保ために、万人の自由の保障のために権力への足かせとして存在する憲法、という本義を分かっていないらしい政治家、官僚の存在を放置はできない。(道徳教育の前に憲法の講義を!)
  • 国民主権、法定主義、平和主義、自由、平等、基本的人権を守りたい。そして宇宙に生きる小さな存在である人間としての謙虚さを忘れないで生きたい。


「円満な人づきあいの上で政治の話はご法度」というのは、異論反論を封殺し、そもそも意見など言いもしない沈黙の小市民を大量に育成するための戦略であるに違いない。
みんなでワイワイ、政治の話をする時代が来ていると思います。そうでないと、いつまでたっても差別も格差も不平等も不公正も無くならないし、ホントに困った時に手を差し伸べてくれる社会が完全に崩壊します。


色々考えたら、私の投票先の半分は固まりました。もう少し考えて、日曜日は投票所に出かけよう。