独立FPの独白ブログ

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腹だけ痩せる!

私の筋トレの目的は「生活習慣病の予防対策」「堂々とお酒を飲める健康状態の維持」「老後に向けて丈夫な身体をつくる」などです。しかし正直なところ(恥ずかしながら)「見映えを良くしたい」という欲求もあります。誰もおっさんの体型なんぞに興味はないとは思いますが、人間にとって「見栄」も大切な要因なんです。特に「ポッコリお腹」との決別は見映えの面での最重要テーマ、それを願う中高年は男女を問わず少なくないはずです。

如何にしてお腹をスッキリ凹ませるかをテーマにした本は沢山売られていますが、そのなかからお勧めするのが今日のこの一冊です。

腹だけ痩せる技術 (メディアファクトリー新書)

腹だけ痩せる技術 (メディアファクトリー新書)


「腹だけ痩せる技術」
ポッコリお腹が気になっている人にとってなんと魅力的な書名でしょうか。書店でついつい手に取ってしまった人は多いだろうと思います。

この本の著者は3年前にも「腹を凹ます最強メソッド」を出しています。そのメソッドとは基本的にドローインと呼んでいるもので、具体的には「力いっぱい自力でお腹を引っ込めて30秒間保つ」ということです。
たとえば子どもを連れてプールに行った時、他人の目を意識して少しお腹を引っ込めてた人、いませんか? その状態をより強力に意識してトレーニングとして行うのです。 
単に見栄を張って引っ込めたって仕方ないのでは?と疑問を持つ方もおられるでしょうが、しかしこの方法が実はかなりの効果があるようです。
いつも腹を引っ込めることを意識していると、確かにお腹が引っ込んだ状態が普通になって来るのです。これは実際にやってみないと分からないことだと思います。


私がドローインを知ったのは2年半前(前述の本を読みました)です。本を読んだ直後しばらく続けていたと思うのですが、いつしか忘れてしまって、つまり習慣化するに至りませんでした。
今回読んだこの新書「腹だけ痩せる技術」には、トレーニング指導者としての著者の自身の体験なども含めて、ドローインの効果について丁寧に解説されていて、私はかなりの納得感を得られました。日常生活の中に無理なく取り入れることができれば習慣化できるだろうと思います。
私は日頃ふと思い出してはドローインをするようになり、ウオーキングの際に歩きながらのドローインも実践しています。実感としてはズボンのベルトをアナ一つ分きつく締めても大丈夫になりました。これは本当ですよ。手軽にできるという面から考えれば、筋トレの前にこちらが先かもしれません。