独立FPの独白ブログ

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中国を笑うな!

今日友人とのランチで中国の高速鉄道事故とその後の国の対応などが話題に上りました。
中国の鉄道は海外技術の寄せ集めではなく確立された中国独自の技術であるとぶち上げた直後の事故だったこと、死者の人数が本当かどうか疑問だという意見のあること、そしてなによりも、事故直後に事故原因検証の重要な対象物であるはずの車両を破壊して土に埋めたという事実。更には、強烈な批判を受けてあわてて埋めた車体を掘り出したこと。そしてこうした一連の出来事が、世界中に配信される映像に映し出されているのに・・・という不思議。


もう驚愕の連続だというお話です。普段の私たちであれば、「あの国はおそろしいねえ」で済んだところでしょうが、今回はちょっと違いました。


この中国の事故後の対応、態度など見ていて、なんとも「どこかで見た感」が漂うのは、やはり東電福島第一原発の事故後の東京電力、政府、保安院、安全委員会、マスコミ、御用学者のやって来たことをいちいち思い起こすからなんでしょう。
また、奇しくも今日、JR福知山線の大事故の責任に関して、元社長に対する求刑があったようです。元社長側は「事故は予測できなかった」として無罪を主張しているそうですね。


日本だって、ほとんど変わらんじゃないか・・・、と悲しいため息が出る今日この頃なのです。