独立FPの独白ブログ

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なでしこフィーバーの最中に

女子サッカー日本代表なでしこジャパン」の快挙以来の周りの騒動を見るにつけ思うところの多い日々です。


こんな素晴らしいアスリート達の恵まれない環境をなんとかすべきだ。という声が上がっていますが、数年前の女子ホッケー代表チームのことや、ソフトボール日本代表についても同様の声が多く聞かれたこと、覚えている人がどれだけいるのでしょうか。
熱しやすく冷めやすい日本人です。なでしこ人気は今までと少し違う展開となることを期待したいです。というより、そう言う自分自身がもっと試合を見なければいけませんね。


彼女たちの強さの大きな要因である「あきらめない」の素晴らしさに、日本人は皆率直に感動した。そして、その感動を自分のために活用しようとしたのが日本の国家の代表者、菅首相。
しかし大方の反応は「あきらめない」というより「しがみついている」だけと言われたり、チームの勝利のためには自分を犠牲にするが優秀な選手なのに、この人は自分のためだけを考えている、などと散々に批判されていますね。情けない感じだ。


有言実行の澤選手には頭の下がる思いです。スゴイ人です。
一方、どうも口だけではないかと疑わしいのが日本国家代表。
普天間基地問題の急展開を前首相が根拠なしにぶちあげて、結局混迷に陥らせてしまったのと同様に、原子力発電や新エネルギー政策の展開がまたもや、「やっぱり駄目だった」となってしまわないだろうか、ということが今私が一番不安に思うことです。


ラジオで聞いた時事川柳を菅さんに贈りたい。
いわく「なでしこに学ぶべきなのは速いパス」