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独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

ああ13日の金曜日

毎日少しづつ悪い情報が漏れ続ける原発事故の報道に、もうそろそろ飽きが来つつある今日この頃。もはや「メルトダウン」という言葉にも、さほど驚かないようになってしまっている自分に気づいています。


13日の金曜日、我が家の朝刊一面トップ記事は「東電、高放射線情報公表せず」です。公表せず、ではなく報道できませんでしたと言えば?
まるで他人事の新聞のこの感じにも、もはやあまり驚きませんね。


事実を隠すな、生のデータを公表しろと懸命に食い下がるフリージャーナリストや批判的立場の学者などを、まるで偏向した異端者か変人かのように印象付けようとしていたマスコミ。今になって「東電が公表しなかったんだよ」と言い訳。


都合の悪いことを自ら公表しない、できるだけ隠そうとする、このこと自体は許されることではないけれど、自己保身の姿勢を一切捨てて社会に奉仕しろとなどというのはそもそも無理な話。その現実に対してなんとか頭と足を使ってカベを突破し、真実をあぶり出すためにジャーナリストはいるのではないのですか?


メルトダウンの可能性については事故発生直後から言っている人は言っていたのだ。可能性があるのなら、対策の準備を検討しておくべきなのは当然。
しかし、常に、常に自分たちに都合の良い方向の空気を懸命に作ろうとする政府、官庁、独占企業トップ、そしてマスコミのどうしようもない性癖。
リスクを把握して準備をしようという、民間では当たり前の自衛本能が、この国の中枢には決定的に欠けているのです。


大本営発表の状況で結局大きく被害をこうむるのは我々庶民です。平和ボケなのは国民ではなく、国の方だった。原発より先にメルトダウンしていたのは日本のトップだったようです。