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独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

今日は何の日(5/1)

「5月1日はメーデー」と聞かされても何のことかピンとこないという人も、若い世代には結構いるのではないでしょうか。
私自身はもの心ついて以来、5月1日には毎年どこかで労働者の集会が開かれているのは知っていても、実際に関わった経験はありません。就職して以来12年間のサラリーマン時代は純粋に労働者でしたが、会社に労働組合があるでもなく、労働者としての自覚のようなものを感じた記憶もありません。労働者の権利など考えたこともありませんでした。


脱サラして数年後に資格試験勉強で「労働基準法」や「労働安全衛生法」や「雇用保険法」「労災保険法」など勉強しました。その際に、実際の労働の現場でいかに多くの違法行為が平然となされていいるのかという、法律の建前と現実とのギャップを知りました。日本の労働環境ははたして先進国並みと言えるのだろうかと大いに疑問を抱くようになったものです。


日本ではあらゆる分野、あらゆる場面で、対立構図を極端に避ける傾向が強く、労使関係においてもそれは同様であり、結局は労働者組織と経営者組織は談合関係となり、労使交渉は形骸化したのではないか。
労働組合は本来の姿から逸脱した不思議なエリート集団と化し、結局メーデーなども単なる儀式となってしまっているんではないでしょうかね。よく分かりませんが。


認知度のかなり下がりつつあるメーデーですが、今年も各地で集会は行われたようです。しかし、報道を見ると今年はその様相がいつもとはだいぶ異なっています。
多くの集会でメインテーマとなっているのは「東北地方の復興」であり、「被災地支援」であり、「原発事故への対応要求」などのようです。


東電の原発事故以来すでに50日におよぶ長期間、過酷な現場で命がけで働き続けている人たちは、電力会社や関連会社、下請け企業と警察、消防、自衛隊などの「労働者」の皆さんです。そして、現場から遠く離れた都会の大きなビルの中で、経営者の方々は何かを必死になって守ろうとしている毎日です。


労働とはすべての人間の暮らしの源泉。だれも他人の労働なくして生きられない。それが本質。