数日前にテレビで見たこの写真、ご存じのとおり冬眠を前に食料を確保しに山から下りてきたのか、人里のど真ん中をどうどうと歩くクマさんです。北海道斜里町の市街地の車道を歩きまわったこの2頭はその後射殺されたそうです。人間を守ることが優先されるのは仕方のないことですが、やはりクマも気の毒だなあと思いますね。
そして、その2日後の今朝、何気なくグーグルニュースで見つけて、またクマが出たのかしらと思ったのが下の写真でした。しかし、この写真はクマではなく、滋賀県で暴力団組員のトラブルらしい傷害事件の現場でした。
激化する気候変動と長期化する景気低迷、破壊され続ける自然環境と拡大がおさまらない経済格差、そうした問題に対していつまでも解決策を講じられない国の、ひとつの断片のような気がして、また少し悲しくなった朝でした。
今日は「景気は足踏み状態」という 政府の発表もありました。
私たちも冬眠に備えねばならんかも・・・。