読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

なぜか菅さん、軽く見えるなあ

信条・意見 日常

ツイッターではないけれど、今日はブツブツつぶやきたくなった・・・。


昔は小沢一郎というひとが嫌いだった。多分4,5年前までは。


政治や行政の実態などまったく無知、無関心、無見識だった私だったけど、いわゆる「金権政治」というのは悪いことなのだと何となく思っていた。


そういう「良くない政治」のど真ん中に鎮座し続け、しかも表には登場することなく裏に回って君臨し続ける金権政治の権化のように思っていた。


民主主義の敵ですらあるように…。


しかし、なぜかある時から、その印象はがらりと変わった。
そのきっかけはある民放ラジオ放送に出演した小沢氏の15分ほどの語りを聞いたこと。


この人はひょっとすると実はまともな人なのではないだろうか?
「日本という国をもっと良い国にしたい」「国民が本当の主人公であるような本当の民主国家を作りたい」と考えているのではないだろうかと感じた。


それ以来、TVではまずあり得ない小沢氏の真剣な静かな語りを何回かラジオで聞く機会があり、「ひょっとするとこの人は・・」の思いはだんだんと真実味を帯びるようになってきた。


友人との飲み会でこのことを打ち明けると、即座に戻ってくる反応の半分は「よくわからないけどイメージは悪いよね」
残りの半分は「私は小沢は嫌いだよ」という感じ。期待している、という人はごくごく少数派だ。


最近の世論調査(テレビ&大新聞が言うところの世論調査)でも小沢氏の嫌われぶりは驚くほどだ。(ただし、ネットではかなり違った様相だ)


なんでこれほど嫌われるのか・・・。
現時点でその答えは簡単だ。小沢氏は国民に嫌われているのではなく、マスコミに嫌われているだけのこと。


マスコミから流れてくる情報を、とりあえずは真実と受け止める習慣になっているひとたちは、特に自分で調べたわけではないのに「小沢=悪」の印象から抜けだせない。
基本的に政治、行政の実態について無関心、無知、無見識なひとたちが「小沢=悪」を自分の意見と思い込む。それを世論だと言い張るマスコミがまたその反応を選別しては流すのだ。


昨年初夏?の党首交代のころにある評論家がラジオで言っていた。
某新聞から電話がかかり、小沢一郎に関してのコメント依頼があった。
彼は「検察のやりかたは少しおかしいと思う。小沢氏は言われているような人物ではないと思う。」とコメントした。
すると新聞マンは「でも、灰色であることは間違いないですよね」と反論。
それでも、そうは思わないと答えたところ、新聞マンは「では結構です」と電話を切った。
彼のコメントはその後新聞には掲載されなかった。つまり、そういうことなのだ。


「基本的にマスコミは民主党が嫌い。小沢さんはさらに大嫌い」と大マスコミのジャーナリスト数人が放送で公言するくらいなので、これはもう業界では当たり前のことなのだろう。
そういう人たちが記事を書き、番組を作るのだ。・・・なんだそれ!?  でもそれが現実だ。


小沢氏の政治手法や思想、信条、権力基盤などを本当に知った上での反小沢も沢山いるとは思う。それはそれで良い。しかし、実際には何も知らないのだが、マスコミの誘導情報の影響で、小沢は嫌いだと思い込んでいる人も実はかなり多数なのではないか。


小沢氏が過去にどのような金の集め方、金の使い方をしたのかは知らないが、少なくともこの2年ほど問われている疑義(政治資金規正法違反容疑)については、本人も言っているように、公権力によって疑いが晴れている。


にもかかわらず、小沢大嫌いのマスコミが意図的に選別して流す情報の影響を意図通り受けとめてしまっている人たち。
「政治とカネ」という言葉を聞くと反射的に「B級時代劇の悪代官のごときワルそうな顔」の小沢氏をイメージするパブロフ的大衆の悲しさ。


最近は「説明責任」という言葉にも非常にいやな感じを抱くようになった
説明しても意図した回答がない限り「わからないからもっと説明しろ」と言い続ける。
「吐くまで帰さないよ」の検察、警察の自白強制と同じことだ。おそろしい。


検察審査会に審査を請求し続ける、つまり小沢許すまじと頑張っている市民団体っていうのはどういう人たちの集まりなのか?マスコミは何も言わない。どんな人たちなんだろう。怖い。


小沢さんがかなり前から主張し、実行し続けている記者クラブに限定しないオープンな記者会見のことなどはマスコミは報じない。検察の裏金問題を追及しようとして緊急逮捕された三井氏のこともなかったかのように何も報じない。公権力による数々の恣意的な捜査や裁判。この国は法治国家ではないのだ。現実は。


自民党時代に官房機密費を財源に接待されていた(つまり懐柔されていた)政治評論家のこと、政治記者たちのこと、この大スキャンダルを無視し続ける傲慢な態度はすごいね。


建設業界の談合やら政官財癒着などと声高にいいつつ、民主主義の根幹を揺るがす「権力と報道の癒着」の問題を(世間では大問題になっているのに)一切無視し続ける大新聞とテレビの方々。彼らの中に良心の呵責に耐えられず声を上げる人はいないのだろうか。良く平気だね。


小沢氏になるのか菅氏になるのかわからんが、いづれにしても、われら庶民が主人公、つまり本来の民主国家に日本が脱皮するための一つのステップにはなるだろう。どういう形かは知らないが、きっとなる。


上のほうから見ていると、日本人は思考停止、付和雷同、事なかれ主義で親方日の丸・・・な愚かな烏合の衆のように見えているのかもしれないが、本当は、そんなにバカではないと思う。
どうも何か変だなあということを時間がかかっても気づくだけのレベルをきっと保っていると思う。


そろそろみんな気が付き始めている。