独立FPの独白ブログ

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待ってました!『街場のメディア論』

沖縄の興南高校が優勝して本当に良かった。これもひとつのエネルギーにして、沖縄の皆さんには不平等解消に向かって一層頑張っていただきたいと思います。


ところで、テレビや新聞は実にいやらしいとつくづく思います。
民主党の党首選挙になんとか小沢一郎さんを立候補させたいという思惑がちらつきます。あれだけ「推定有罪報道」でたたき落とした小沢氏に関して、今はちっとも批判的な言説がみられません。むしろ「出るべきだ」の雰囲気ですらあります。


それで、もしも実際に出てきたら、ここぞとばかりに、政治と金問題は未解決だ、昔の自民党的体質だ、金と数の古臭い政治家だと言って、一斉にネガティブキャンペーンで小沢氏を再び叩き落とすという狙いなのでしょう。
国民の生活などそっちのけで自らの権勢を誇示する醜い政治家と、その就縛から抜け出せないだらしない民主党、やはり民主党には政権担当の資格はないと、正義の声を上げるのでしょう。
結局はマスコミの大好きな「混乱」が待っているというわけです。


総理になりたての菅さんが消費税論議で騙されたように、今回もまたマスコミの誘導に悪乗りするようなら、民主党のオトナ度を疑わざるを得ません。
農家への保護や子供手当などにみられるように民主党の直接給付の方針にならって、情報伝達についても国民に直接訴える手法を考えるべきではないかと思います。


今日本で最優先で構造改革が必要なのは間違いなくマスコミ業界です。
・・・と思っていたところに内田樹氏の最新刊は「街場のメディア論」。さすがです。
発売を知って、即買いました。これから読みます。

街場のメディア論 (光文社新書)

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