独立FPの独白ブログ

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「菅」主導で政治主導の民主化はなるか

最近5年間で5人目となる日本の首相が誕生しました。今度の首相が他の4人と違うのは政治家エリート家系出身者ではないということでしょうか。だからなんだと問われても私には説明不能ですが、やはり何か違った感じになるのではないかとは思います。というか思いたいです。


民主党による政権交代の結果、日本の統治構造周辺に起きた変化はいくつかあると思いますが、その中でも大変重要だと思えるのは「情報の公開」だと思います。
そして情報公開へ向けての動きのなかから見えてきたのは「情報は常に加工されている」という事実を一般の庶民が知り始めたことです。


情報の最重要な機能は人間の自由と権利を擁護することと私は思いますが、現実には権力者が庶民の自由と権利を束縛することに使われる可能性が大きいことも情報の一側面です。情報リテラシーを持つことは、善く生きたいと思う人間にとって最重要課題でしょう。


沖縄の基地問題にどう対処するのか、諸政策の財源をどうするのか、景気対策は、アジア外交は、官僚との折り合いをどうつけて行くのか・・・と問題山積の新政権ですから、自民党をつぶすことはとりあえず棚上げにして頂いて、日本を立て直すことを優先してもらいたい。


この政権を信じて良いのかどうかの判断の大きな基準として私は「情報の扱いかた」を中心に置いて当面は観てみようと思います。菅さんの最初の演説はどうなののだろう・・。