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独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

政治は常に権益調整

社会とは「権益対権益」のせめぎ合いに満ち満ちています。ある人が権利を主張しそれを行使すれば、どこかで誰かの権利の一部を侵してしまうかもしれません。様々に立場の異なる多くの人間が共存している限り、こうした権利と権利のぶつかり合いは避けられません。


すべての権益調整を絶大な権力者が取り仕切る専制君主国家を望まない以上は、この権益奪取の競争と調整が繰り広げられ続けるのは必然です。ですから自由主義の国では各勢力の権益の調整を図ることこそが政治の原点です。


「政党」とは英語では「Paty」であり、「PART」=「部分」つまり国民の中の「一部の人たち」の意見、要望を国の運営に反映させるのがそもそもの機能なのだそうです。みんな同じことを考えているなどあり得ませんし、仮にそうなら実に気持ちの悪い世界のはずです。
色々な立場の者たちが色々な意見をぶつけ合いながら、なんとか共生してゆくしかないのです。


ダム建設計画の中には中止すべきものもあれば必要なものもあるでしょうが、中止すべき計画はおそらく少なくないのでしょう。建設を中止すれば、喜ぶ人もいれば困り果てる人もいるでしょう。
全員が完全に納得することなどはほとんどの場合にありません。それでもなんとか、意見をぶつけ合い、譲り合いながら、助け合いながら生きてゆくのが人間社会です。


民主主義っていうのは決して万能ではなく、そもそも面倒なものなのです。マスコミの軽佻浮薄な報道にいちいち惑わされることなく、私たちの子供たち、その子供たち、そのまた子供たちのために少しでもまともな社会を残してやれるように、みんなで頑張って行こうではありませんか。(あやしげな演説口調?)なんて思う今日この頃です。