独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

私にも人に言えない過去がある


日本中のマスコミ(主にテレビ)が一日中放送し続けるような事件が起きたとき、そのネタを取り上げればブログのアクセスが急増することは分かっているのです。ブログのアクセス数は検索されるキーワード自体のランキングの影響を大きく受けるからで、その人の名前や事務所名や事件の罪名などなどを文章にちりばめれば、かなりの効果があるはずです。


しかし私は、昨日の午前中に公表されて以来、真夜中を過ぎて今日もおそらくは1日中流されるはずの人気タレントKさんのことに関しては、ブログ検索などに引っかかるようなキーワードを使いたくないと思います。あんなに気の毒な真面目な人の難事をネタに利用することに強い抵抗感があるからです。そう言いながらも結局そうやって利用してるじゃないかと言われそうですが、そうではなくて、その出来事の周りで起きている様々な現象のほうに色々な思いが涌いてくるのです。


彼の所属事務所の強大な力にいつも屈折した思いで接している製作現場の皆さんが、ここぞとばかりに日頃の鬱積を晴らすこともあるでしょう。


とかく「日本人は酔っ払いに甘い」と言われていたものですが、近頃は「酒の上での大騒ぎ」では済まされなくなってきているという社会通念の変化を感じます。最近の日本はとにかく暮らしにくい。なんだか「即刻晒し首!」というような雰囲気が蔓延している。


他人を直接傷つけたわけではなく、何かを破壊したのでもなく、繁華街などであれば日常茶飯事の「酔っ払いのご乱行」に過ぎない振る舞いに際して、現行犯逮捕までしてしまう警察に対して私は恐怖を覚えます。守ってもらう安心感より拘束される恐怖感のほうを私は強く感じます。


地デジ普及推進という仕事を邪魔されたことに腹を立て、「最低の人間」などと口走ってしまう「思いあがり、慢心、勘違い、配慮不足」の「エリートお大臣様」の人間としての度量の無さへの失望感。まあ、相変わらずと言うべきでしょうが。


そして私自身について振り返れば「どんな人間にも、本人にしか分からぬ悩みや苦しみやストレスや、とにかく色々な事情があるはずなのだ」といいうことを、いつも感じられる人間でいたいと思うのです。
私にも決して人には言えない過去があります。皆さんはいかがですか?


・・・ところで、この記事は3年後には、何についての記事なのかさっぱり分からないでしょうね。