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独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

ちょっとイイ光景

日常

仕事で訪問したお宅から吉祥寺駅に向かって歩いていた時の出来事です。
道幅8メートルほどの2車線道路脇の歩道を吉祥寺に向かって歩いていた時のこと、ふと右前方を見るとバスの停留所でバス待ちをしているらしい小学生の男の子が二人いて、その子たちが楽しげにシャドウピッチングのような仕草を数秒ごとに繰り返してたのです。(車道のヨコでシャドウピッチングという駄洒落ではありません!)


なにが楽しいのか意味不明と感じならがそのあたりに近づくと、彼らは車道の反対側に向かって架空のボールを投げているように見えたので、ふと反対側を見ると・・・・そこはあるガソリンスタンドだったのです。
少年達が架空ボールを投げていたその先には、パッと見で20台中ごろと思しき青年二人が、これまた同じようにシャドウピッチングを行っていたのです。もちろん交互にですよ。
つまり、バス停でバスを待つ少年とガソリンスタンドでお客を待つ青年が、道路を隔てて見えないボールでキャッチボールを楽しんでいたという訳だったのです。


日本全国で核家族化と都市化が進行して、お隣さん感覚がなくなり、ご近所付き合いの伝統が消え去り、プライバシーがコミュニケーションより優先されるようになり、カサカサになりつつある日本の社会にあっては、滅多に見られなくなっている「夕方の町の光景」だったのです。分かりやすく言ってしまえば「三丁目の夕陽」的光景を目撃したということです。


私はそこで歩みを止めて、見えないボールをインターセプトし(しかもイチローばりに背中のあたりでキャッチして)、投げ返してみたいという気分になったのですが、現場はブイブイクルマやバスやトラックが行き交う結構交通量のある道路でしたし、そのくだらないパフォーマンスはせずに通り過ぎたのです。


久々になんとも心が温まる光景に出くわし、いつものように涙目になりながら吉祥寺駅に向かった私でした。
日本も捨てたもんではないんです、あきらめてはいけません!!!
いやあ、素敵な少年と青年だったなあ。無条件に感動!