独立FPの独白ブログ

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「小泉政局」消えぬ火種 自民執行部、反麻生の広がり警戒
 小泉純一郎元首相が郵政民営化を巡って迷走する麻生太郎首相を痛烈に批判してから一夜明けた13日、与党内に複雑な波紋が広がった。自民党執行部は「反麻生」の動きが加速することはないと見るが、小泉氏が選挙の顔としての首相に疑問符を突き付けたことで「小泉政局」の火種はくすぶり続ける気配だ。(14日・日経)

ニュース記事を引用することも憚られる気分です。引退直前でお気楽な小泉氏の現総理批判発言のニュースに対する反応は様々ですが、今日のTBS朝番組(サンデーモーニング)でコメンテイター浅井信雄さんが言ったひとことが最も的を射ている感じでした。 「ああ、また始まったなあ、という感じです」


「怒るというよりね・・笑っちゃうというか・・ただただ呆れるばかり」って、
それは、我々国民の方が言いたいことでゴザイマス!!


内輪の会合にわざわざカメラを呼び込んでパフォーマンスする小泉氏にしても、報道陣に対して「ウルサイ」と怒鳴る森御大(エライんですね)にしても、阿部さんも福田さんもそして麻生さんも、国民の生活を必死に守ること、日本の国益に利する外交を懸命に考えること、日本国を熱意を持ってより良い方向に導くこと・・・つまり国政のトップの立場にある人がもつべき信条を持っているようには到底見えません。
ご自身と一族の保身と、なんらかの実績作りと、一応の面子の維持と、老後の安定化のみのために、日々邁進しておられる政治屋さんたちの様子に今日もタメイキと涙が溢れそうです。


さて、ここで絶対に忘れてはいけないことがひとつだけあります。内田樹氏がブログで述べているように、この現状の本質は「政治状況のあまりのひどさに国民が呆れかえってしまい、投票に行くことすらバカバカしくなる」ことによって「投票率がズルズル下がる」ことを狙った選挙対策戦術であるに違いない、ということでしょう。


投票に行かないことは、来ないで欲しいと考えている人達への貴重な応援の一票となることを決して忘れてはならないのです。