独立FPの独白ブログ

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米こそ日本の命

減反見直し、農相「2010年度にも」 
石破茂農相は5日の閣議後の記者会見で、コメの生産調整(減反)の廃止も含めた見直しについて「時期は明言しないが、(月内にも議論を始める)基本計画の見直しや2010年度に向けた改革の中で検討したい」と述べた。主食用米は消費低迷による価格下落を防ぐため、作付面積を減らす生産調整をしている。農相は「コメ政策をすべての角度から抜本的に検討しないといけない」と強調した。(5日 日本経済新聞社


現政権には一刻も早い解散を希望していますが、コメ政策の抜本的見直しとの農相の言及は大歓迎です。
一連の報道の中では「学校給食で主食をコメにする日を週に4日にする案も浮上」などと言っていました。学校給食のパン食を増やした経緯には、輸入小麦を沢山消費させようというアメリカの戦略があるに違いない。
コメの生産調整なども米価安定などは表向きの理屈であり、本質的にはアメリカ産穀物、食料の輸出拡大がメインの目的だったのではないでしょうか?


ある意味では「アメリカ式」を追い続けることで発展し続けた経緯を無視はできませんが、もう時代は確実は確実に変化しており、少なくともアメリカ追従一辺倒ではダメなことは明白でしょう。
「米国」追従から脱却し「米の国」ニッポンを取り戻す時です。
ガキの頃から最近に至るまで「農業=遅れている産業」「サービス業、情報産業、金融業=先進の産業」などというステレオタイプの感覚に毒されていた自分が実に恥ずかしく情けないと反省することしきりです!


明日から朝飯は納豆ご飯にしようかなあ。