独立FPの独白ブログ

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任期一杯生き延びる究極の無責任大統領

ブッシュ大統領、イラク諜報活動失敗を“痛恨事”にあげる
「私には戦争の準備が出来ていなかった」。ブッシュ米大統領は1日放映された米ABC放送とのインタビューで、2期8年間の「痛恨事」として、2003年3月に開戦したイラク戦争を挙げた。
大統領は、その最大の理由として、「イラクでの諜報(ちょうほう)活動が失敗したことだ」と述べ、中央情報局(CIA)を始めとする情報機関などが指摘した大量破壊兵器(WMD)が実際、イラクに存在しなかったことを悔いてみせた。
ブッシュ政権の任期は残り約50日となったが、イラクでの米軍要員の死者は4000人を超え、なお14万人余が駐留する。大統領は、早期撤退を求める世論について、「私は戦争を望んでいたわけではなかった」と弁明した。
(2008年12月2日 読売新聞)


どんなに「お●●」な人間にも生きる権利はあると思うが「権力者」になる資格は絶対に無い!フザケルナ! と言いたい。戦争開始の決定権者は自らが最前線に立たざるを得ないようにルールを決めておくべきなのでしょう。


戦争にしろ、強欲資本主義にしろ、8年もの長きに亘って世界中に害毒を撒き散らし続けた「悪魔の傀儡」政権がようやく終末迎えますが、その張本人にして最高責任者のこのご発言には仰天するばかりです。
こんな人物がトップに座る史上最悪の狂気の政権を結果的に2回も選んで指示してしまった米国国民は、今何を思っているのでしょうか。こういう発言さえも許される「自由の国」を誇りに思うのだろうか?


そして、この政権に完全追随尻尾フリフリ忠犬姿勢を守り通した「日本州」の責任者たちも悠々自適というわけですし。
結局「民主主義」というのは人々の幸福を保障するわけではなく、「自由主義」は人々を束縛するという大いなる矛盾を内包していることを覚悟しなければならないのでしょうね。