読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

独立FPの独白ブログ

この世界を少しでも美しい姿で後世に引き継ぎたい!

政治はオペラじゃないです・・・・

世の中


このひとがトップに躍り出てきた初めの頃、未熟な私は恥ずかしながら支持してしまいました。
「拒否できない日本」(文春新書)を読んで実情を知ってからは、早く隠居してくれと願い続けていた変人政治家氏がやっと引退表明。

  • 「自民党をぶっこわす」威勢のいいキャッチコピーをひっさげてバラエティ政治で一世を風靡した役者政治家。
  • 小さな政府、市場原理至上主義、規制撤廃、自己責任社会化、競争重視、福祉縮小、戦争容認、アメリカ基準化・・・という基本姿勢の徹底で本家に取り入ってブッシュ政権の右腕という地位を確保したネオコン日本支部長。
  • 選挙で裏切られた恩縁を郵政民営化実現への熱意に変えた執着心の鬼。
  • 公約は平気で反故にしても、支援者に「必ず参拝します」と言った約束は最後まで守り抜いた、男の中の男。それから、ブッシュとの約束もほとんど守ったし。
  • 自分のことは「人生色々」なんて言っていながら、「白か黒か」「改革か後退か」「右か左か」「賛成か反対か」のワンフレーズ政治を浸透させてしまった罪深き劇場型政治家。


自民党を結果的にかなりぶっ壊し、国民生活も結構ぶち壊し、外交上の国益も相当程度ぶち壊し、しかし、ご自身の思いはかなり果たせたのでしょうし、やりたいことのいくつかは実現されて、きっと達成感があるのでしょう。
世襲による後継者対策も着々と進んでいたようですし、本当に抜け目のない人です。思うに、これほどまでに政治を私物化した政治家さんは珍しいのではないでしょうか。
それにしても改革の旗手なのに自民党の十八番、世襲制度の伝統は守るのですね。・・・・私物化ですな、やっぱり。
人間は自分のことしか考えられないんですね。
「痛みに堪えてよく頑張った!」って、国民には言わないの??


たったひとつ感謝したいと思うのは、やはり何だかんだ言っても「政治とは国民のレベルの反映」なのだということをよおく教えて下さいました。有難うございました。勉強になりました!!!