独立FPの独白ブログ

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少しは銃が減るだろうか?

銃規制反対のシンボル、チャールトン・ヘストン氏死去
5日、84歳で死去した往年のハリウッド・スター、チャールトン・ヘストン氏は晩年、全米ライフル協会(NRA)会長を務め、強硬な銃規制反対論者として、保守化する米世論に大きな影響を与えた存在でもあった。98年にはライフル協会の会長に就任。就任時、銃規制に積極的だったクリントン大統領(当時)に「米国はあなたを信頼しない」と痛罵を浴びせ、2000年選挙で後継の座をめざしたゴア候補に対しても一貫して反対の論陣を張った。
こうした姿勢に、古巣ハリウッドからは批判や揶揄が絶えなかったが、一方で保守層からは絶大な支持が寄せられ、NRAの会員数はヘストン氏の会長就任後、290万人から500万人近くにまで急増した。
銃問題だけにとどまらず、リベラル陣営との「文化戦争」を主張し、少数民族や社会的弱者の優遇を定めた「アファーマティブ・アクション」にも反対し続けた。こうした観点からすれば、道徳や価値観の在り方を争点に掲げ、00年、04年大統領選でのブッシュ大統領勝利を決定づけたとされる新しい保守勢力のさきがけでもあったといえよう。(6日サンケイ)


【ハリウッドはリベラル派が多数を占めるが、ヘストン氏も例外ではなかった。1960年代初期までは民主党を支持していた。】


・・・のだそうですが、どうしたわけか強烈なガチガチの保守に転向してしまったもんです。ネオコン傀儡のブッシュ政権誕生にも一役買ったらしいこの人の印象は、晩年のライフル協会会長という頑迷古老超保守派というものでしかありません。


他にどのような輝かしい実績があろうとも、国民すべてが銃で武装することを理想とするような考え方のひとは退場して頂いてホッとしたとしか思えません。「ベン・ハー」も「猿の惑星」も「アントニーとクレオパトラ}も、また観ようという気になれません、残念なことです。
個々人がどんな思想を持とうともその自由は当然守られるべきと思いますが、超有名人の場合はその表出については少々違うと思うのですが、どうしようもないのでしょうかねえ。
とりあえず、今後銃が一丁でも減ることを切望するしだいです。